マスクをつけて寝ることのメリット

・風邪、インフルエンザ予防
特にウイルスが猛威を振るう冬場になると、寒さによって体の抵抗力が衰え、風邪やインフルエンザが流行りだします。
ウイルスは鼻の粘膜、もしくは喉の粘膜に付着した後、体内に侵入していきます。
しかし、マスクをつけることによって外気に漂うウイルスをある程度カットすることができます。つまり風邪やインフルエンザ、その他の感染病を発症するリスクを大きく減らすことができるのです!

また、マスク内に溜まる湿度の高い空気は、喉の乾燥を防ぎ、喉粘膜に付着したウイルスの繁殖を防ぎます。
朝起きたときに、喉が真っ赤に腫れていたり、唾を飲み込むと痛いという症状を緩和することができるのです。



・口周りの保湿効果がある
長時間にわたり、口周りがマスクによって保護されているので高い湿度を保つことになります。マスクに跳ね返った息を浴び続けることは肌の乾燥を防ぐことができるんですね!
特に唇や鼻周りの繊細な皮膚はボロボロになりやすいため、マスクの着用は効果的だといえるでしょう。

マスクを着けて寝ることのデメリット

・ニキビになりやすい
先ほどメリットに保湿効果を挙げましたが、それらが肌トラブルを招く場合もあるのです。
体温と相まってマスク中が高温多湿になると、口回りが水蒸気でベタベタすると思います。


はじめのうちは保湿によってメリットをもたらした肌も、度がすぎてしまうと皮膚がふやけてしまいます。
もともと肌周りに付着していた雑菌が繁殖し、肌荒れを引き起こしてしまう可能性があるのです。
高温多湿による肌荒れの代表格として挙げられるのが「ニキビ」です。

ニキビは思春期などの皮脂が溜まりやすい時期に起こしやすいので、大人になるとその数は減っていきます。
しかし、水蒸気でベタベタになった肌は皮脂にたまったニキビ発生源を助長してしまいます。
大人ニキビの発生は意外にもマスクの長期着用が原因になっていることが多いのです。


・質の悪い睡眠を作ってしまう

マスクをつけて寝ると多少なりとも呼吸は苦しく感じませんか?
取り込む外気の量が少ないため、人によっては酸欠状態になってしまい大変危険なのです。

何より、一度眠ってしまえば自分では気づかないことが多く、眠っている間に危篤状態になるケースもあります。
また、仰向けになって寝ている人は、舌や喉の筋肉が下がっているので気道が狭くなります。
ただでさえマスクによって呼吸が苦しい状況なのに空気の通り道が狭くなってはどうしようもありません。


そして脳に酸素が行き届いていないと、当然深い眠りに入ることはできません。

浅い睡眠を長時間続けるので、物音などの刺激ですぐに目が覚めてしまいます。
深い睡眠に入らないと脳が休まることはないので、起きたときに頭痛やめまいを感じたり、日中の倦怠感を引き起こすことになります。
ウイルス対策をとるか、質の良い睡眠をとるか、人によっては悩みどころなのでしょう!

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中山葵

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