手や足の先端が冷えてしまう。冬だけではなく真夏の暑いときでも靴下を履かないと眠れないということがあります。これは、手足の先端の抹消血管が収縮していて、血流が悪くなることで末端冷え性になります。末端冷え性の人は、基礎体温に比べて、手足の先端の温度が低いことで引こ起こしますので、足の先が冷える末端冷え性の原因と5つの対策についてお伝えします。

足の先が冷える末端冷え性の原因

足の先端が冷える末端冷え性の人は、指先が明らかに冷たく、氷のように冷えています。

・足の末端の体温はどのくらいになっているのか

・末端冷え性は骨格に原因がある

の2点について詳しくお伝えします。

足の末端の体温はどのくらいになっているのか

足の先端が冷えていて、体温が低いことは分かりますが、どのくらいの温度になっているのか知っていますか?

体温が37度だから、指先の体温も37度だと思っているかも知れませんが、末端に行けば行くほど体温は下がります。例えば、脇の下の体温が37度であれば、足の甲の温度が27度と10度低く、足の指先の温度は25度程度と、さらに1~2度低いのが一般的です。足の末端冷え性の人は、甲の温度よりも指先の温度が5度~7度も低くなっています。

足の末端が冷える原因は3つ

足の指先が冷える末端冷え性の原因は、姿勢・靴・筋力不足による血行不良です。

足の末端冷え性の場合は、骨盤が前傾していて、太ももが内側、膝下が外側を向いている人に起こりやすく、特に女性に多いのが特徴です。太ももが内側、膝下が外側を向いてしまう原因は、正座を崩した座り方にあります。正座したときに、膝から下を外側に出して床にお尻を付ける女の子座りをしているとなりやすいです。

女の子座りをしていると骨格が歪んでしまい、太ももが内側、膝下が外側を向いてしまいます。すると、膝(ひざ)とくるぶしにある血管が圧迫されるため、血流が悪化します。また、靴を履くことでくるぶしが靴で圧迫され血行が悪くなり、体のバランスを取るために足の小指は外側に反りやすく、反った小指が靴を履くことで圧迫され血行が悪くなります。

腰から下の骨盤の歪みが原因で引き起こされている足の冷え性は、温かい飲み物を飲んだり、腹巻きをしてお腹かを温めたりしても一向に改善されません。さらに、女性は筋力が弱いため末端冷え性になりやすいです。

全身への血流は心臓によって循環していますが、心臓より下の部分は、心臓が押し出す力と重力により毛細血管まで血流が行き届きやすいですが、問題は足の先端から心臓に血液を戻すとき、重力に逆らって戻す必要があります。そのときには、筋肉の収縮・拡張させて血管を刺激し心臓に戻す必要があります。運動不足の人や筋力が弱い女性は、血流が滞りがちになるため、末端冷え性になってしまいます。

そこで改善が必要なのが骨格を整えることと、末端を温めることが、末端冷え性の改善対策になりますのでお伝えします。

まとめ

足先を温めても、末端の冷え性が改善されないときは、お腹が冷えていることが考えられます。お腹を腹巻きで温めたり、温かいスープなどの飲み物で温めたりすることで、末端冷え性の改善につながります。

夏でも冬でも足の指先が冷たくなってしまって、痛みで眠れないとか、指先だけでなくふくらはぎまで痛みが伴うこともあります。このようなときにはレッグウォーマーがとても重宝します。

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