北欧発祥のエクササイズ「ノルディックウォーキング」

北欧フィンランドが発祥の地の「ノルディックウォーキング」は、クロスカントリースキーの選手たちが、夏の間の体力維持・強化トレーニングとして行なっていた「スキーウォーク」を、ポールを使った簡単な歩行運動として紹介されたものです。

フィンランドでの発表後、誰でもできる運動として広まり、現在ではヨーロッパを中心に人気が高まっています。季節を問わず誰でも簡単に始められ、しかも5分~10分の運動でエクササイズ効果を実感出来、専用のポールを使用することで、効果的な“有酸素運動”として、下半身だけでなく腕、上半身の筋肉などの全身を使うエクササイズになります。

「ノルディックウォーキング」の効果!!

「ノルディックウォーキング」は、専用のポールを使うことで全身の筋肉をたくさん刺激するので、普通のウォーキングよりエネルギー消費量が約20%も増加するので、体力づくりやスタミナアップ、減量などにとても効果的です。

また、上半身もしっかり使うので、肩や首のコリの解消、肩甲骨の可動域の改善にも有効です。さらに、歩行訓練やリハビリとして活用することもでき、「歩きの質」を高めることができます。

二足歩行のメリット・デメリット

「ノルディックウォーキング」には、さまざまな効果があり、日本でも愛好家が増え始めているそうです。もともと人間は、四足歩行の動物から進化しましたが、二足歩行ができるようになったことで、自由になった両手で道具や知性を身につけました。

しかし、二足歩行は良いことばかりではなく、不安定な二本の足で、重たい頭や、胴体を支え、真っ直ぐに体を保たなければなりません。そのため、長い間立っていたり、同じ姿勢でいたりすると、姿勢がアンバランスになり、体の一部にトラブルをもたらします。腰痛や肩こりもそのためです。アンバランスな体は、さまざまな病気の引き金になりますので、ポールを使った「ノルディックウォーキング」は人間の四足歩行として効果があるそうです。

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