現在日本では2万頭以上の犬・猫がペットとして飼育されており、動物は人間に癒し効果をもたらす存在だと考えられています。

アニマルセラピーとは

アニマルセラピーとは、動物との触れ合いを通して行うセラピー手法のことです。
治療の補助として行われる「動物介在療法」と、生活の質を上げるための「動物介在活動」に分類されます。
ペットには、触れ合う者の心を癒す力があります。そのため大好きな動物に触ったり、一緒に過ごしたりすることで、心と体を健やかにすることが可能です。
アニマルセラピーは犬や猫だけでなく、馬やイルカなどの感情豊かな大型哺乳類から、集合住宅でも簡単に飼うことのできるハムスターなどの小動物まで、さまざまな種類の動物で効果を得ることができます。

癒しホルモンの分泌

愛情をもって動物と触れあったとき、わたしたちの脳にはオキシトシンというホルモンが分泌されています。オキシトシンが分泌されると、恐怖感などのネガティブな感情がやわらぎ、幸福感や安心感、信頼感などを感じるようになります。
他人には気をつかって話しにくい愚痴や悩みも、言葉を持たない動物には話せてしまうときってありますよね。辛い気持ちを吐き出して心のデトックスをすることは、ストレス解消にもつながります。

リラックス効果

動物と触れあうことで、安心感や愛着を感じると副交感神経が活性化し、わたしたちの身体をリラックスの状態に導きます。
これは、副交感神経に血圧を下げたり、呼吸や脈拍をゆっくりにしたりする働きがあるためです。この働きによって、気持ちがだんだんと穏やかになります。
例えば、イライラしているときには、攻撃的な感情はおさまっていき、深く傷ついて落ち込んでいるときには、気持ちを切り替えやすくなります。つまり、心の健康を取り戻すことができます。

ペットと接することにより人間の心が癒される理由は、見た目のかわいさだけではないみたいですね。毎日の世話や愛情を注ぐこと自体が、心を癒してくれています。
家でペットを飼えなくても、動物園などでも触ったりするところはあるので、
癒されに行こうと思います。

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