パソコンやスマホが手放せない！でも、目は疲れで限界だったりするかもしれません。

目の筋肉のうち、スマホやパソコンの影響を受けやすいのが「毛様体筋」と呼ばれる筋肉です。毛様体筋は目の水晶体の厚さを調整して、ピントを調整する役割があります。遠くを見るときは緩み、近くを見るときは収縮していますが、スマホを1日に何時間も見ている人の毛様体筋は緊張で疲れ切り、目の筋肉疲労に繋がるのです。いま、この目の疲労に悩まれている方が多いんだとか、、、。

毛様体筋は、水晶体の厚みを調整し、ピントを合わせる際に自然と伸び縮みしていますが、簡単に言うと、目は「遠くを見る時、毛様体筋はゆるんでいる」、「近くを見る時、毛様体筋は縮んでいる」という仕組みです。
スマホなどを長時間使っていると、毛様体筋はずっと縮み、緊張状態のままになってしまうので、手足の筋肉と同じように、ずっと縮めたままだと凝り固まってしまいます。

スマホから目を離し遠くのものを見ようとして、なかなかピントが合わない経験があるとしたら、それは縮んだ毛様体筋がスムーズに伸びなかったことが原因で、ピントを合わせる速度が遅くなってしまうのです。

スマホに集中していると、無意識で瞬きをしなくなるそうです。意識して、上まぶたと下まぶたがちゃんと付くよう、速度を緩めて意識的に「まばたき」をしましょう。

また、目をぎゅっと閉じると、マイボーム腺と呼ばれる部分から油が分泌され、涙が蒸発するのを防いでくれるそうです。

凝り固まった毛様体筋をほぐし、ピント調整力を鍛えます。いろいろと目のストレッチ法はあるようですが、大きく円を描くように目を回すだけでも、ほぐす効果はあるそうです。

凝り固まった毛様体筋は血流も停滞気味になるので、電子レンジなどで40度くらいに温めた蒸しタオルで、10分ほど温めると効果があるようです。また目の周りには目に良いツボが複数あるので、指の腹で目の周りを、指の腹で心地よいと感じる強さで押すと良いそうです・