もやしと聞くとどんな栄養があるのだろうとか、
体にいいのかな、など思ったりしてしまうのですが、実はかなり凄い
野菜らしいですよ。

もやしの種類

原料の豆は、大豆、緑豆のほか、近年は安価で栽培しやすいブラックマッペ(ケツルアズキ)を用いることが多くなっているそうです。
ふつうもやしと呼んでいるものは、緑豆やブラックマッペですが、韓国料理のナムルでおなじみの、頭に大豆のついた大きめの大豆もやし、糸のように細いアルファルファも、もやしの仲間です。

もやしの栄養、効果

もやしを栄養面からみると、ビタミンC やカルシウムを多く含んでいます。
豆の状態では含まれていなかったビタミンCが、発芽することによって作られ、アミノ酸の含有量も増加します。
また、ふつうのもやしにはビタミンA効力はありませんが、アルファルファには含まれています。
中国では昔から、豆もやしは夏バテ対策のスタミナ食として、また疲労回復や滋養強壮の食べ物として、重宝されていたそうです。
豆もやしには、肝臓の機能を高める効果もあります。
またビタミンCも肝臓の働きを助けるので、ふだんから酒量の多い人やタバコを吸う人は、もやし料理を常食すると良いそうです。
もやしは食物絨維が多く、常食すれば便秘の症状もしだいに改善されるみたいです。
また、植物性たんぱく質食品で、脂肪の代謝を促すビタミンB2も含まれているので、ダイエットにも効果的のようです。
アルファルファは、アメリカでダイエット食品として人気が出たそうで、サラダにしてドレッシングをかけて生食するのがオススメです。
生だとビタミンCをそこなわずに摂取できるため、美容効果も期待できます。
みそ汁の具にしたり、油炒め、ゆでてお酢やラー油などであえてもおいしくいただけます。
加熱しすぎないことが栄養を効果的に摂るための重要ポイントです。

何と言っても、もやしは安い。これがポイントですよね。八百屋や、スーパーなど、いつ買い物に行っても安定した価格で売っていますよね。
今まではこの安いというところだけでもやしを食べていましたが、
実はこんなに栄養面で優れているとは知りませんでした。
そう考えると、今まで以上にコスパが最高の野菜ですよね。
皆さんも今後はもっと積極的にもやしを食べてみませんか。

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