1、食用菊とは

黄色やピンク色の花びらが美しい食用菊は、その名の通り食用を目的とした菊です。もともと鑑賞用だった菊を食用に改良・選抜したもので、苦味が少なく、酢の物やお浸しなどにして食べます。シャキシャキとした食感で香りがよく、特に秋の旬のものは香りも強く風味豊かです。
食用菊は愛知県や山形県、新潟県などで栽培されていて、シェア1位の愛知県ではおもに刺身のツマなどに使われる「つま菊(小菊)」を栽培しています。

2、栄養や効果とは

食用菊には、ビタミンやミネラルの含有量が多いことが明らかになりました。なかでも特に、代謝をアップさせるビタミンB群やβカロチン、ビタミンCなどの抗酸化作用の高い栄養素が豊富に含まれていることからアンチエイジングにも効果が期待できることが分かります。
そのほか最近では、グルタチオンの産生を高めることが分かってきました。グルタチオンとは細胞に含まれる物質で、解毒作用のほかメラニンの生成を抑える効果があるので、白くて美しいお肌へのサポートをしてくれるそうです。

女性にうれしい効能がたっぷりの食用菊、栄養素をしっかり摂取するのにおすすめのメニューはおひたしや酢の物です。軽く茹でて調理するので、かさが減りたくさん食べられますね。また、お茶としていただくと、水に溶けだした栄養素ももれなく摂取できます。

3、選び方

当たり前ですが、食用菊にも鮮度があります。
鮮度がおちている食用菊は、色がくすんでいたり、しなびていたりしています。
新鮮な食用菊は色が鮮やかで、花びらの先までシャキっとしています。
花びらが丸まって筒状(花が開ききっていないもの)になっているものは、シャキシャキと食感もいいので、そういったものを選べは゛美味しくいただけますよ。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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