5本指ソックスは足の血流を良くし、血流障害を改善してくれる効果があります。
人間の体には色々な神経が巡っていますが、足にも神経が通っています。
5本指ソックスを履くと自然と足の指が広がるので、活発に刺激を与える事ができる為血行促進につながると言われています。
またリンパの流れがよくなるのでむくみも解消するそうです。
更に、5本指ソックスを履くと足の指が広がる為血の巡りが良くなるので足の冷え改善につながると考えられています。
筑波大学の足立准教授が一般的なソックスと5本指ソックスの冷え性改善効果を確かめる実験を行い、5本指ソックスは通常ソックスと比べて、着用後2時間～6時間後の足の体表面温度が上がっている事が判明しました。
また、通常ソックスは脱ぐと体表面温度が下がっていましたが、5本指ソックスは脱いだ後も体表面温度が下がらず、僅かに上がっている事が確認できたそうです。
この事から、5本指ソックスは冷え性の予防・改善に効果があると言えるみたいです。

5本指ソックスは通常のソックスと比べて、足が蒸れにくく臭いが発生しにくい特徴もあるそうです。一般的なソックスは全ての指がくっついている状態なので、汗をかきやすく蒸れやすい。汗をかいた後乾きにくい。という特徴があり、5本指ソックスは足の指が1つ1つ分かれている為、足が蒸れにくい。足の指が離れている為、指と指の間が乾きやすいなどの特徴があります。足が蒸れた後乾かない状態で放置してしまうと、雑菌が発生する元になり臭いの原因にもなってしまいます。一般的なソックスに対して5本指ソックスは指と指の間が分かれている為、素材が汗を吸収し臭いの繁殖を抑えてくれるそうです。菌の繁殖を抑えてくれるので水虫の予防にも良いそうです。足が蒸れにくい為雑菌の繁殖を抑えてくれるので、水虫の原因である白癬菌（はくせんきん）が発生しにくい環境を作りやすいのです。水虫は菌が足に付いたらすぐ発症するものではなく、白癬菌が皮膚に長時間付いた状態で高温多湿という条件が整った時に菌が増殖し、「皮が剥ける」「かゆい」などの症状として現れます。なので、水虫は夏になると気づきやすくなるそうです。冬になると水虫がなくなったように感じるのは、治ったわけではなく潜伏しているだけなのかもしれません。

五本指ソックスのデメリットは、オヤジくさい、5本指だと恥ずかしい、足の指が分かれているので履きにくい、洗濯した後裏返すのがめんどくさい、足の指と指の間になにかが詰まっているような感触が気持ち悪い。
など、大して重要なデメリットはないようです。
このちょっとしたデメリットを克服できれば、五本指ソックスで快適な足ライフが
おくれますね。