梅雨の時期が近づいてきましたね。
梅雨の時期に体調を崩しやすい方とかおられませんか?
梅雨に時期に体調を崩しやすいのは何故でしょうか。

梅雨の体調不良の原因

梅雨の体調不良の原因は大きく3つ。
湿度、気温、気圧です。

まずは湿度ですが、毎日雨が降り続く梅雨の時期というのは、湿度が高くジメジメとしています。
この不快感が体調不良につながるのです。

次に気温。
梅雨の前は気温が高めになっていますが、梅雨になると雨で気温が一気に下がってしまいます。
この寒暖差が体調不良の原因になるのです。

そして気圧。
梅雨のように天気が悪いときは気圧が低いですよね。
気圧が低いと空気中の酸素の量も減って普段より疲労やストレスがたまりやすくなります。

体調不良にならない為の対策

自律神経は、活動しているときや緊張しているときに働く交感神経と、休息しているときに働く副交感神経の、対照的に働く2つの神経からなっています。朝起きて活動しているときは交感神経が活発に働き、休憩時や夜は副交感神経が活発に働いて体を休ませ、疲労を回復します。このように2つの神経が互いにバランスよく働くことで、私たちの健康は維持されています。

 梅雨どきは朝から気分がすっきりせず動きも鈍りがちで、あまり外に出たくないという人も多いかもしれませんが、それだとますます気分は晴れず、体がだるい、疲れもとれないという悪循環に。
 そこで、朝はいつもと同じ時間に起き、きちんと朝食をとって活動モードに切り替え、日中は意識して活動的に過ごしましょう。そして夜はぬるめのお風呂にゆっくりつかるなどして心身をできるだけリラックスさせ、しっかり睡眠をとります。自律神経のバランスを整えるためには、このように生活リズムを整えるとともに、昼夜の生活にメリハリをつけることが大切です。

太陽の光が影響する不眠や季節性うつにもなりやすい

梅雨の時期は、は不眠や季節性うつが起こりやすいと言われますが、どちらも太陽の光が影響しています。睡眠ホルモンと呼ばれ眠りを促す「メラトニン」と、うつの人に不足していると言われる脳内神経伝達物質「セロトニン」は、太陽の光を浴びることで分泌が促されます。日照時間が少なくなる梅雨どきは、これらの物質が不足しやすいため、不眠やうつになりやすいと考えられています。

 不眠や季節性のうつ対策には、朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びること。雨や曇りの日でも、カーテンを開けて部屋を明るくしましょう。雨降りでなければ、できるだけ外に出るようにするのもよいでしょう。
 また、軽めの運動を習慣にしましょう。体を動かすことはストレス解消に役立ち、夜の睡眠を促す効果があります。雨の日は室内でもできるストレッチやラジオ体操などを、晴れや曇りならウオーキングや軽いランニングなどがおすすめです。

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