桜も咲き、花見の時期も終わり、本格的に春が到来ですね。
春になると、なぜか突然眠くなりませんか。

たんに暖かいから眠くなるというわけではなかったのです。

眠くなる原因

春に眠くなってしまう原因。
それは自律神経にあります。

冬の季節は、気温が低いために意外と自律神経が刺激されて眠くなりにくい状態にあり、春が近づいて、いよいよ春本番になってくると気温があがってきてリラックスモードになりやすくなります。
さらに、春の眠気にはメラトニンというホルモンが関わっている、とも言われます。

朝目覚めて太陽の光(蛍光灯)を浴びると眠気を誘うメラトニンというホルモンの分泌が停止します。メラトニンの分泌が停止してから大体14~5時間程度たつと再びメラトニンが分泌されると言われています。
そう考えると、春は夜明けが早くなるために、眠くなるのも早くなると言えます。
メラトニンは冬に比べて春のほうが分泌のピークの時間帯が早いとも言われています。
春の眠気は寒い冬から春へ季節変化のなせるわざなのですね。

一方、あまりに眠気がひどいケースは単に「季節の変化」で片づけられないかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群や過眠症というケースもあります。
また、睡眠時間と休日の睡眠時間が4~5時間も違う場合は注意が必要です。
慢性的な寝不足であるとともに、自律神経が大きく乱れてしまいます。

眠気への対策

春の眠気は自律神経が大きく関わります。
普段から慢性的に寝不足だったり、夜中までパソコンやスマホを見たり、
運動不足だったり、ストレスがすごかったり・・・
このような状態では、春という季節にかかわらず、自律神経が乱れてしまい朝起きられない、昼間にすごい眠気に襲われる、夜になっても眠れない、ということになってしまいます。

では、自律神経が乱れやすい春の眠気対策とは?
とっても簡単な対策です!
それは昼寝です。
昼寝と言っても横にならなくてもOK。
昼食後から午後3時までの間で、15分程度目を閉じているだけでも脳がリラックスできます。昼寝の効果は夜眠る場合の何倍にも値するともいわれています。
昼寝後のリフレッシュ感は何物にも代えがたいですね。
カフェインで眠気を瞬間的に吹き飛ばすよりも、15分の昼寝でエネルギーチャージするほうがヘルシーですし、その後の仕事の能率も間違いなくあがるでしょう。

ただし昼寝をするうえで、必ず注意していただきたいことは、絶対に20分以内で目を覚ますこと。20分以上のお昼寝は、メラトニンが出てきてしまうためにその後も眠気眼になってしまいます。
休みの日の昼寝で一時間とか寝てしまった後って、ずーっとボケボケな感じになりますよね。ですので、お昼寝はアラームをセットしましょう。

昼寝以外の対策としては、自立神経にかかわることですので日ごろの生活習慣は気を付けたいですね。
・睡眠時間
・食生活(脂っこいもの、甘いもの、栄養バランス、アルコールなど)
・運動
・ストレス
などなど、からだに負担になるものは季節を問わず自律神経を乱すので、気を付けていきたいですね。

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