少しわかりづらい野球のルール〜その②〜
少しわかりづらい野球のルールを説明していきたいと思います。
この機会に野球を好きになっていただけたら幸いです。
フィルダースチョイス
フィルダースチョイスとは、日本語では「野手選択(野選)」と言われており、打者が打ったゴロを、守備側が捕球し、打者をアウトにせず、前の走者をアウトにしようと前の走者が向かう塁に送球する行為のことを言い、打者が向かう塁に投げていればアウトになっていたのにも関わらず、走者が向かう塁に送球して進塁を許してしまうことを言います。
スコアボードには「Fc」と表示され、上記で述べた送球を行い、アウトにできなかった時に表示される。
この際、打者は打席数に加算されてしまうので、打率が落ちてしまう。
振り逃げ
振り逃げとは、打者が3つ目のストライクを空振りで取られた際、捕手が後逸した場面で行われるルール。後逸した際、まだその打者はアウトになっておらず、タッチもしくは一塁への送球が打者の方が先に到達することができれば成立となり、一塁に進塁できる。
条件としては
①一塁にランナーがいない場合
②ツーアウトの場合
振り逃げが成立し、アウトにならなくても、打者には三振、投手には奪三振が記録され、同時にワイルトピッチもしくはパスボールが守備側に記録される。また、間に合うタイミングで送球したとしても、一塁手が捕球できずセーフの判定になった場合は一塁手にエラーが記録される。
コールドゲーム
コールドゲームとは、試合中、大雨などの災害、球場内の故障などの影響で、これ以上試合を続けるのが難しくなった場合に審判から下されるルール。
コールドゲームの場合でも、試合が成立する場合と、ノーゲームになる場合がある。
成立する場合
試合が5回裏を終了している場合
成立しない場合
試合が5回裏を終了していない場合
コールドゲームに関して少しややこしいルールがあり、裏の攻撃が終了しない場合にコールドゲームが下された場合、その回は不成立と判断され、その前の回までが対象になります。
例えば、6回裏に攻撃側が逆転をしたが、攻撃中にコールドゲームが下された際は、逆転した6回の攻撃は帳消しになり、その得点が無効になります。
プロ野球では導入されていないが、高校野球などの地方大会では点差が離れた際にコールドゲームが下される場面もあります。
①5,6回終了時点で相手チームとの点差が10点差以上離れている場合
②7,8回終了時点で相手チームとの点差が7点以上離れている場合
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