以外や以外。
えっ？この方は永久欠番ではないの？と思う方が沢山いらっしゃいます。
その中でも個人的に「えっ？」と思った方をご紹介させていただきます。

この準永久欠番に認定された背番号19は、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督時代につけていた番号です。
現役時代も背番号は19番を着けており、捕手として世界初の三冠王、出場試合数歴代2位、通算本塁打数歴代2位、通算打点数歴代2位、通算犠飛数歴代1位、更にベストナインには19回も選出されるなどの記録を持つ申し分のない成績を残していた選手なのに、何故か永久欠番にはなっていない選手の1人です。他球団に渡り活躍されていたからなんでしょうか！？

「マー君神の子不思議な子」などなど、監督時代も様々な名文句を残しているボヤキのノムさんこと、野村克也氏。
I.D.野球を逸早く取り入れた監督としても有名で、ハリウッド映画ブラッドピッド主演の作品「マネーボール」でも一躍有名となった弱小オークランド・アスレチックスをリーグ優勝させた戦術を考案実行したビリー・ビーンよりも早くその実用性に気が付いていた人なのかもしれません。現役引退後に監督として就任したヤクルトスワローズでは、リーグ優勝4回、日本一3回と上昇チームへと押し上げた功績もあります。その野村監督が英才教育した選手が野球解説者の古田敦也氏です。

アマチュア時代でも素晴らしい成績を残していたにもかかわらず、今やトレードマークとなっているメガネが原因で、プロ野球生活に入るのが遅れた選手でした。コンタクトレンズが本人の眼には合わず、やむなくメガネでプレーすることになった古田選手を、当時、メガネのプレーヤーは成功しないという固定概念からドラフトにも掛からずアマチュアで燻っていたようです。しかし、その才能に気付いた野村監督によりプロ入りを果たし才能を更に開花させたようです。「優勝チームに名捕手あり」と言いますが、正にその言葉の代名詞的存在で、これまでのキャッチャーだけではなく、野球そのものの理論をことごとく塗り替えた選手です。故に、彼に憧れ背番号27を付ける捕手が多くなり、キャッチャー＝27番というのが当たり前になりつつある今日です。
成績も野村克也氏以来のキャッチャーとしての首位打者を獲得したり、MVPにも2度の選出、何よりスワローズ一筋を貫いた選手のため、今でも神宮球場へ観戦に行け27FURUTAのユニフォームを着ている人も少なくありません。何故永久欠番じゃないの？って思う選手で、現役選手も27番は恐れ多くて着けれないと言っているようです。

個人的な見解ですが、おそらくファンが1番多い球団は？と言ったら読売ジャイアンツ、その次に阪神タイガースと思います。ただ、1番応援が凄いのは？と言ったら、千葉ロッテマリーンズを置いて他にはないでしょう！
今では主流となった歌って跳ねての応援スタイル。それを球団一早く取り入れたのが千葉ロッテマリーンズファンたち。そんなファンたちを26番目の選手として、背番号26番は準永久欠番になっています。この意味は、ベンチ入り出来るプレーヤーは25名と決められていることから、ベンチ入り出来ないにしろ選出の様に扱う球団側の配慮とみられます。
話は戻し、とにかく凄い応援。甲子園球場の阪神ファンは、球場一周ぐるりと阪神ファンで一杯で、それはそれで圧迫感や迫力は凄まじいものですが、一体感のある応援をさせたら千葉のQVCマリーンフィールドのマリーンズファンが1番で感動を覚えるほどです。

まだまだ、えっ？何でこの人が永久欠番じゃないの？っていう選手が山ほどいらっしゃいます。
また次の回にご紹介させて頂きます。