WBC、ルール変更!日本人メジャーリーガー途中参戦の可能性も!

第4回WBC(3月開催)で、登録メンバーである28選手に加え、大会途中で入れ替え可能な10人の「予備投手枠」が設けられることが分かった。この新ルールにより、全戦帯同が難しい日本人メジャーリーガーの途中参戦に道が開けた形だ。ドジャース・前田健太投手、ヤンキース・田中将大投手といった、様々な事情があって不参加が濃厚と見られているメジャーで活躍するエース級を米国での準決勝、決勝に投入することも不可能ではなくなった。

新ルールにより、更なるエース投手参加の可能性が広がる!!

この新ルール導入により、各チームはラウンドごとに指名投手枠から最大で2名まで投手入れ替えが可能になり、従来のWBCより格段に投手(特に先発投手)の負担を軽減することができるようになった。

これは米国のためのルールと言われている。米国は過去3回の出場で最高成績は2009年の第2回大会の4強。これまでは、勝ち上がるごとに複数回の先発登板が必要だったWBCに、出場をOKするスターターが少なかったことが問題となっていた。もし、このルールが正式決定となるなら、1試合だけ先発可能な投手は少なくないはずで、好投手がズラリそろっている米国だけに、勝ち上がる確率はがぜん高くなると言える。

『投手王国』日本にもメリット!!

もちろん新ルールは米国代表のみならず、日本にも大きなメリットをもたらす。最初の28人枠に選ぶ投手陣は1次ラウンドで対戦する3チーム(キューバ、オーストラリア、中国)を睨んだ編成にし、その後は2次ラウンド、決勝ラウンドで対戦するチームを想定しながら適材適所を見極め10人を指名投手枠に待機させることができる。

また対戦相手との相性だけではなく、大会期間中の投手の好不調でも入れ替えが可能なので、どのラウンドでも常に高い投手力を維持することが可能になり、日本の投手力を存分に発揮することができるだろう。

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