酒蔵の町「京都・伏見」

古くから酒蔵のまちとして、酒づくりが盛んだった京都・伏見。

桂川、鴨川、宇治川の3つの川に沿った平野部と桃山丘陵を南端とする東山連峰の山並みから構成されている、京都市の南の玄関口である「伏見」。その歴史は古く、『日本書記』には「山城国俯見村」として記されています。

平安時代には風光明媚な山紫水明の地として皇室や貴族の別荘がおかれ、安土桃山時代には豊臣秀吉が伏見城を築城し一大城下町を形成しました。
江戸時代には京都と大坂を結ぶ淀川水運の玄関口として栄え、幕末には坂本龍馬をはじめとする勤王の志士たちとともに近代の夜明けの舞台となっています。

良水が産んだ伏見の酒

伏見は、かつて“伏水”とも書かれていたほどに、質の高い伏流水が豊富な地です。桃山丘陵をくぐった清冽な水が、水脈となって地下に深く息づき、山麓近くで湧き水となってあらわれます。日本を代表する酒どころとなったのも、この天然の良水に恵まれていたことが大きな要因と言えるそうです。

そのすぐれた地下水の伝説をもつ、御香宮神社があり、社伝によると千数百年前、境内に香り高い清泉が湧きだし、朝廷から「御香宮」の名を賜ったのがそもそもの起こり。そして現代、この名水は「日本名水百選」のひとつにも選ばれ、訪れる人たちに親しまれています。

京都・伏見の新名所「伏水酒蔵小路」

そんな日本酒の産地として名高い京都・伏見に、地元17蔵元の日本酒を取り揃える「伏水酒蔵小路」があります。大通りから一本入った小路の雰囲気を漂わせる空間には、日本酒を提供するカウンターや、和食店やラーメン店など、お酒と一緒に楽しみたい料理が揃う7つの店が軒を連ねています。

飲めない人には!酒粕ラーメン

美味しいものには目がない!でもお酒は飲めない!そんな私のような方にもオススメなのは、京都・伏見にあるラーメン屋「玄屋」の名水・名酒を生かした「酒粕ラーメン」。

鶏ガラと豚骨のベースのスープに酒粕と醤油を加えてあり、コクのある味わいが病みつきになるそうです。酒粕スープが染み込んだ焼豚も絶品とのこと。

酒粕には便通、美容効果、コレステロール値を下げる効能が期待されるので、是非食べてみたいですね。人気の行列店とのことですが、私は今日、食べに行ってみたいと思います!

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