長続きしない理由は、自分に甘いから?

長続きしないのは自分に甘いからでしょうか?根性がないからなのでしょうか?
コツコツと続けられる人もいるのに……。
その違いは、「毎日の取り組みが『習慣』として身についているかどうか」の違いだそうです

どうすれば習慣になるのか?!

朝起きると顔を洗って、歯磨きをして服を着替えて……。
実は日々の生活のなかで「習慣」化していることはたくさんあります。
これらは、小さいころからずっと続けているから身についているもので、急にできるようになるわけではありません。

つまり「習慣」を身につけるためには、長い時間が必要なのです。
長続きさせるコツをご紹介します

・自分の行動パターンを知る
記録を付けることが十分にできてきたら、どんな時に買い物をしやすいか、どんなときに食べ過ぎてしまうか、運動をさぼってしまうかなど、分かってくると思います。
「広告を見るとついつい服を買ってしまう」「喫茶店の前を通るとつい入ってしまう」「二次会にいくと飲みすぎてしまう」……など。
このように、自分の行動パターンを知ることで、浪費や食べ過ぎに結びつきやすい状況を突き止めることができます。それが分かれば、「あのお店の広告はできるだけ見ないようにする」「あの道を通るのを避ける」「二次会は2回に1回は断る」などの工夫をしてみましょう。

・「我慢」を覚える
子どものうちは親から言われたことは、仕方なくでもしていましたが、大人になって自由に使える時間もお金も増えてくると、我慢がどんどん効かなくなってきます。
したいことを我慢するというのはとてもつらいことですよね。
ですが、貯金やダイエットという目標があるなら、すこし立ち止まって我慢することも大事になってきます。

つらい「我慢」を少しでも楽にするためのポイントをあげてみます。
ほしい服があったときはその服が本当に必要なのか、小腹がすいたときはおやつを食べるかどうか、いったん立ち止まって考えてみましょう。
そして5分後に改めて判断してみましょう。
「よく考えたらこの服は少し派手だからあまり着る機会はないかもしれない」「夕食まであと少しだから今は食べずにおこうか」などと考えが変わることも多いと思います。
慣れてくると、1時間待ってみる、1日おいて考えてみるなど、時間を延ばすこともできるようになります。
時間がたてば欲求は下がってくることが多いので、我慢も楽になってくるのです

モチベーションを維持するためのコツ

習慣にするためには長続きさせることが大事と強調しましたが、途中でやる気がなくなってしまったら元も子もありません。
そこで、モチベーションを保つ工夫をいくつかご紹介します。

・目標はできそうなところから
「1000万円貯金する」「雑誌に載るようなピカピカの家に」…
素晴らしい目標に見えますが、今の自分からあまりにも遠すぎると、ゴールがイメージしにくくなってしまいます。
「1カ月3万円貯金する」「1カ月1㎏痩せる」「夏までにこの部屋をきれいにする」これだとなんだかできそうな気がしませんか?

最初から大きすぎる目標を設定するよりも、小さな目標を小刻みに設定することで、着実に目標に向かっていくことができますし、小さな目標であっても達成していくことで達成感や満足感が得られ、モチベーションを保ちやすくなります。
また、目標を紙に書くなどして、達成するごとにチェックしていくと、ゴールに近づいていることがわかりやすくなります。

・ルールは厳しくしすぎない
目標を達成するためには、日々のルール作りも必要になってくると思います。しかし、「お菓子類は一切食べない」「外食は一切しない」といったストイックすぎるルールは途中でつらくなり続けるのが難しくなってしまいます。

少しゆるやかなルールを作って、無理せずに楽しみながら取り組みましょう。「1日1万歩歩いたらチョコレートを2粒」「○万円貯めたら1回ディナーに行く」など、ストレスがたまりすぎないように配慮をし、ゆるいルールの方が継続しやすいといえます。

・自分へのご褒美はほどほどに
注意したいのが、自分へのご褒美として特別な日を作りすぎないこと。
お誕生日だから食べ過ぎてOK、自分へのプレゼントOKという「特別ルール」は、モチベーションを保つために効果的ではありますが、毎日・毎週だと結果に結びつきませんので注意してくださいね

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