知ってる?カイロの本当の力

この時期には欠かせない「使い捨てカイロ」。日本人にとっては馴染み深くありきたりな商品ですが、外国人観光客には「日本らしい発明品」だとして、お土産に買って帰る人も多いそうです。

そんな使い捨てカイロですが、実は貼る場所によって得られる効果や効能に違いがあることをご存知でしょうか?
実は正しい貼り方をしておらず、カイロの本当の力を知らずに過ごしているかも知れませんよ。

全身を効果的に温めるに貼るのはここだ!

①首の付け根

首を前に曲げた時、後ろにできる突起の下のくぼみにある、「大椎(だいつい)」のツボにカイロを貼ります。

首には太い血管があり、この大椎はこの血管が通る道にあります。そのため、ここを温めることで、全身に温かい血が巡ります。

実際にカイロを貼ってみると、温かいシャワーを浴びているかのように、
じわじわと体全体が温かくなっていくのを感じます。

②お腹

おへそから、指3本分下にある、「丹田(たんでん)」というツボを中心にカイロを貼ります。

丹田には、体内を駆け巡る「気」が集まり、ここを温めることで、全身のエネルギー代謝がよくなり、体を温める効果があると言われています。

お腹から、全身にジワジワと温かい血液が伝わっていくのが感じられます。

③腰(おしりのすぐ上)

おしりの割れ目の少し上、触ると骨がすこし突き出ている仙骨(せんこつ)の部分にカイロを貼ります。

仙骨には、八髎穴 (はちりょうけつ)というツボがあり、腰の血行を促して、全身の冷えを解消してくれるそうです。

低温やけどに注意して使いましょう!

温かさを感じる効果には、個人差があるようですが、ぜひ参考にしてみてください。
また、インナーやシャツなどの上に貼るなどして、低温やけどしないように注意しましょう。

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