旬が2回ある『かぶ』!根から葉まで栄養満点!

スーパーでは一年通しておいてある『かぶ』ですが、かぶの旬が1年に2回あるってご存知でしたか?かぶには「春もの」と「秋もの」があり、春ものの『かぶ』は3~5月に出回るもので、柔らかいのが特徴。春の七草「すずな」の別名でもあります。一方、秋ものの『かぶ』は10~1月に収穫されるもので、寒い時期に甘みが増して美味しくなっているんです。

まさに今が旬の『かぶ』は美味しいだけじゃなくて、根から葉まで栄養が満載。品種によっては葉をメインに食べるものもあり、栄養成分は根元より葉に多いようです。

胃にやさしく、消化を助ける!かぶの「根」

根は大根に似ていますが、見た目だけでなく、栄養面も似ています。炭水化物の消化を助ける「ジアスターゼ」や、澱粉を分解する酵素「アミラーゼ」を豊富に含んでいます。生で食べると、食べすぎや胸やけの解消に効果があり、煮たものだと、胃腸を温め、冷えによる腹痛を予防する食品として重宝されます。

また、病気やストレスに対する抵抗力や免疫力を高める働きがあるビタミンCも多く含んでいるので、風邪予防にも効果的です。

根の部分より栄養豊富!かぶの「葉」

葉の部分にはビタミンCや、免疫力を高め肌を乾燥から守るβ-カロテン、疲労を回復させるビタミンB1、皮膚や粘膜を正常に保つビタミンB2、骨や歯を強くし、骨粗しょう症を予防するカルシウム、貧血を予防する葉酸や鉄分などが多く含まれています。また、血液の流れをよくするナイアシンが含まれているので冷え性の方にもオススメ。

しかも、かぶの「葉」の部分は、根の部分よりも栄養価が高く、カルシウなら根の部分の約6倍、ビタミンCは約3倍、β-カロテンはなんと800倍以上も多く含まれています。

かぶというと根の部分をイメージしがちですが、葉の部分も無駄なく食材として取り扱いましょう。

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