NBAも開幕して約3ヶ月。このオフシーズンは、サラリーキャップという、チーム内の総年俸をここまでにしなさい!という金額の上限が上がり、サラリーキャップいっぱいいっぱいのチームでも、スター選手をFAで呼べる余裕が出来た事により、移籍が盛んに行われました。
その中で、今シーズン注目のチームを紹介。
まずは西地区です。

ゴールデンステイト・ウォリアーズ

2年前にNBA制覇、
昨シーズンは、連覇ならずとも、NBAファイナルまで駒を進め、シーズンでは、歴代最高の73勝9敗の成績を残した、ウォリアーズ。
大きな変化が無くとも、今シーズンも優勝候補筆頭なチーム力でしたが、このオフのFA最大の目玉であった、ケビン・デュラントを獲得。

MVP1回・得点王4回・オールスター7回のスーパースターが、スーパーなチームに入る事の衝撃は全米を駆け巡りました。
ケビン・デュラントを獲得した事により、オールスター4人がスタメンを飾る豪華なラインナップとなったウォリアーズ。
その代償として、昨シーズンのスタメン2名放出・ベンチメンバーの力の低下がありますが、スタメンだけを見れば、2000年代最強のメンバーです。

スーパースターが、システムが構築されているチームに移籍すると、慣れるまでシーズン当初は負けがこむと予想されながらも、ここまで35勝6敗と、リーグトップの好成績。昨シーズンの勝利数を超えるのは難しいですが、優勝候補筆頭のチームです。

サンアントニオ・スパーズ

チームの黄金期はいつかと言われると、答えるのが難しいぐらい、毎年高いレベルで安定した強さのスパーズ。
それでも、2000年代を支えたチームの顔、ティム・ダンカンが遂に昨シーズンで引退。

チームもここ数年はダンカンの引退を見越して、同ポジションの補強は行っていましたが、やはりチームの顔の引退は影響があるかと思いましたが、やっぱりスパーズ。今年もなんやかんで強く、ここまで32勝9敗のリーグ2位の好成績を残しています。

チームの顔は、ダンカンから、クワイ・レナードへ。

2011年ドラフト15位ながらも、年々成長をし、数年後はMVPまでと言われぐらい成長著しい、チームの生え抜き選手です。

シーズン開幕戦では、ウォリアーズに対して35得点。チームも129-100で大勝するなど、対ウォリアーズ対策も進んでいる模様で、これからの後半戦も注目です。

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