歴史にも記憶にも残るゴール!?

先日から各大陸で始まっている大陸王者決定戦。アメリカ大陸で行われているコパ・アメリカ。今年リオ五輪が行われるサッカー王国ブラジルがグループリーグ敗退という波乱も起きていますが、敗退が決まった試合での決勝ゴールが波紋を呼んでいます。今大会だけでなく、今までにも何度か話題にもあがります、ハンドによる反則ゴール。所謂、『神の手ゴール』と言われるゴールです。今回はこのブラジル戦のゴールを含め、3つご紹介させていただきます。

2016年6月13日 ブラジル対チリ(0-1)

この試合に引き分け以上でグループリーグ突破が決まるブラジルは、序盤からチャンスを作ります。しかしながら得点を奪うまでには至らず、後半を迎えました。そのまま均衡を破れず、後半30分。問題の得点シーンです。写真のように手に当たっているようにも見えます。主審も一度ハンドを認めかけましたが、最終的にはゴールが認められて、これが決勝点となり、ブラジルの敗退が決まりました。ペルーはグループ首位での突破を決めました。予選突破がかかった試合での不可解な判定ですっきりしない試合になってしまいました。

2005年3月5日 横浜Fマリノス対ジュビロ磐田(0-1)

2005年のJリーグ開幕戦、横浜Fマリノスがジュビロ磐田をホームに迎えての一戦。お互いに譲らず、このまま引き分けかと思われた試合の終盤、ジュビロ磐田の名波選手が蹴ったフリーキックがゴール前にあがると横浜Fマリノスのキーパーとジュビロ磐田の福西選手の間で軌道を変えてゴールに吸い込まれました。一見手に当たったかのように見えますが、判定はゴール。これが決勝点となり、開幕戦を落とします。前年までにリーグ戦を2連覇しており、3連覇の期待がかかるなかでの開幕戦をこのような形で落としてしまいました。

1986年6月22日 イングランド対アルゼンチン(1-2)

W杯メキシコ大会準々決勝。これは元祖『神の手』マラドーナですね。この試合の神の手のゴールの後に伝説的な5人抜きゴールをやり遂げるわけですが、なによりもこの神の手ゴール。これは今後も語り継がれていくであろうと思います。そんなマラドーナの神の手は実はゴールを奪うだけではなかったのです。このメキシコ大会の次のイタリア大会での対ソビエト連邦戦。コーナーキックからの失点のピンチをマラドーナが手で弾き、難を逃れました。結果グループリーグを突破し、決勝戦まで進みましたが、結果は準優勝。メキシコ大会からの連覇は逃したものの、ひとつの反則でここまで結果が変わってしまうのも相手からすると酷ですね。


フェアプレイも大事

勝負の世界では勝てば官軍なんていう言葉もありますが、私としてはやはり、フェアプレイを大切にしたいですね。勝っても負けても気持ちよくというのがスポーツのよさだと思います。キレイごとは言ってられない世界なのかもしれませんが、そういった意味で学生スポーツは、フェアプレイが根付いており、見ていてとても楽しいですね。よい子は決してマネしないように。

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