自宅や公園、幼稚園など、身近になった人工芝に潜む危険性?!

人工芝といえば、野球やサッカー、ラグビーなどの競技場で使用されるのはもちろん、最近では自宅のベランダや庭、または幼稚園や保育園でも使用されているところもあるそうです。そんな身近にある人工芝がアメリカやイギリスで問題になっているのをご存知でしょうか?

人工芝で癌になるというニュースがアメリカやイギリスを騒がせています。私も人工芝のフットサルコートを10年以上も利用していた身で、聞き捨てならないニュースです。原因は人工芝にまかれたゴムチップとのことですが、真相はいかに。

人工芝が血液ガンを引き起こす?

ことの発端はアメリカ。サッカーのゴールキーパーが相次いでガンになるという現象が発覚したためです。
2014年にアメリカのテレビで放送されたものによると、ワシントン大学の女子学生が次々とガンを発症し、その発症した38人のうち34人が女子サッカー選手で、ゴールキーパーだったそうです。これはワシントン大学だけでなく、全米各地で発症した学生が確認され、リンパ腫や白血病などの血液がんを患っていることがわかりました。

その後の調査で、原因は人工芝ではなく、人工芝にまかれているゴムチップが何らかの形で癌を引き起こしているのではないかと疑われるようになりました。

癌の原因?人工芝にまかれるゴムチップとは?

人工芝にゴムチップと言ってもピンと来ない方も多いと思いますが、人工芝がスポーツの競技場用として使用される際に、人工芝のクッション性を高めるために黒く細かいゴムチップがまかれています。これは人工芝が天然の芝生より硬いため、競技者の足腰に与える衝撃を和らげるために必要なものです。

私も人工芝のフットサルコートを使用する際、プレーした後は靴の中がゴムチップだらけになるという経験は常にあることでした。フットサルあるあると言ってもいいほど、ゴムチップは身近にあるものです。

問題視されているゴムチップは合成繊維や廃タイヤを原料として用いられているようで、その成分はベンゼンやカーボンブラック、鉛などです。これらの成分が発がん性物質としてガンの原因と疑われています。このゴムチップは誤って吸い込んでしまったり、擦りむいた際の傷口から体内に侵入する恐れがあるのです。

中でもゴールキーパーはペナルティエリアでの激しい攻防で試合中や練習時に粉塵と共に舞ったゴムチップが髪やユニフォームに付着したり、直接、口に入ってしまうことや擦り傷に付着することも他のポジションに比べて多いと言えます。

気になる日本の人工芝事情

上記の様に人工芝のクッション材として使用されているゴムチップが癌の原因と考えられるとのことですが、日本ではどうなのでしょうか。

もちろん日本の人工芝もクッション材としてゴムチップが使われています。中には人畜無害を謳うゴムチップやゴムチップではないカラーチップを採用されているところもあり、人体への安全性や環境性を考慮されている人工芝もありますが、廃タイヤ由来のものが使用されているところもないとは言い切れません。

すぐにでも交換、、、と言いたいところですが、簡単にはいかないようです。
人工芝からゴムチップだけを除くことは不可能で、人工芝を総取り換えするしかないようです。とはいえ、平均的なサッカーグラウンドの人工芝でさえ、少なく見積もっても5000万円以上かかると考えられます。もともとの人工芝の処分費や新しく張り替える施工費なども含めると一億円近くと莫大な費用がかかります。

現状、人工芝のゴムチップが癌を引き起こすという因果関係が明らかになっているわけではありませんが、多くの子供たちも利用していることを考えると、早急にその関係を調査し、対応していただきたいものです。

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