カレーが食べたくなるのは風邪を引く前兆?

以前、テレビでご紹介されたこともあるので、ご存知の方も多いと思いますが、『カレーが食べたい』と思うときは風邪の前兆である可能性があるそうです。

疲れた時や妊娠したときに酸っぱいものを求めると言われているように、『カレーが食べたい』と感じることはカラダの変調によりカレーに含まれる“ある成分”を求めるサインと考えられています。

カレーに含まれるスパイスには様々な効果が!

そもそも日本にカレーが伝わったのは、明治時代。インドを統治していたイギリスから、当時はイギリス料理として伝わったそうです。いまでは日本独自の進化をとげ、「日本人の国民食」と呼ばれるまでになりました。

そんなカレーに含まれるスパイスには「生薬」として漢方薬に用いられているものがあります。ターメリック(ウコン)、クミン、胡椒、シナモン、カルダモン、唐辛子、コリアンダー、クローブ、陳皮などがカレーに含まれる生薬になります。こういったスパイスには食欲増進、消化不良改善、胃を健康にしてくれるなどの様々な薬膳的効果があります。

このスパイスの中に、風邪で弱ったカラダが求める“ある成分”が含まれているものがあります。それこそが、ターメリックに含まれる『クルクミン』です。

風邪はウイルスが体内に侵入し、免疫機能が低下した際にその症状が起こります。『クルクミン』には体内の免疫力を高める効果があり、免疫機能が低下するとカラダが本能的にこの『クルクミン』を欲すると言われています。そのため『カレーが食べたい』と感じるようになるそうです。

免疫力を高める強い味方『クルクミン』!!

ターメリックはウコンとも呼ばれています。こちらの名称の方が聞き馴染みがあるのではないでしょうか?

このターメリックに含まれる抗酸化物質の一種『クルクミン』の持つ抗酸化作用が免疫細胞のダメージを防いで免疫力の低下を防いだり、過剰な免疫作用を抑える力を持っています。

ちなみにクルクミンには肝機能を強化させる働きがあり、最近ではクルクミンを配合した商品がお酒を飲む方の必需品になっています。

肝臓はアルコールを分解するだけでなく、体内の有害物質を処理する働きも担っています。この肝臓が弱ると、体内の毒素を排出することが出来ず、体力がどんどん奪われていきます。

『クルクミン』を含むターメリックたっぷりのカレーを食べれば、肝機能が向上し、免疫力も上がるため、カラダがウイルスに負けなくなるのです。

風邪予防、免疫力アップにカレーを食べよう!!

たっぷりのスパイスに加え、旨味を増すニンニクには抗バクテリア作用、ショウガには体を温める作用と抗炎症作用、タマネギには免疫力を高める硫化アリルが含まれているなど、まさにカレーは風邪予防、免疫力アップに最適の料理と言えます。

これを読んで、カレーを食べたくなった、そこのあなた!!
もしかしたら風邪の前兆かもしれませんよ(笑)
今こそカレーを食べて、風邪やインフルエンザに負けずに春を迎えましょう。

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