短時間睡眠が体に与えるリスクとは
無理してやるもんじゃないようです。
皆さんは一日平均何時間くらい睡眠をとりますか?
人は一般的に一日の3分の一、つまり8時間を睡眠に充てているそうです。
フルタイムで働いている場合、平日就業で拘束される時間が約10時間としたら、残った時間はたった6時間です。
この6時間の間に、朝食、夕食、入浴、日々の家事なども含まれるとしたら、平日はほとんど何もできなくなってしまいます。
やろうと思っていたことができずに、または終わらずに一日が終わり就寝せざるを得ず、「もっと時間があればいいのに」と思ったことはあるのではないでしょうか?
ショートスリーパーとは
楽しいこと、やりたいことがいっぱいの時は寝る時間がもったいないとも思えます。時間を作ろうと思ったら、睡眠時間を減らすしかなくないですよね。
でも睡眠不足は美容の大敵、また睡眠不足で仕事をやっても疲れて眠くてとっても効率の悪い仕事しかできなくなってしまうのでは本末転倒です。
そんな中で世の中にはショートスリーパーという、ほんのちょっとの睡眠で普通に活動できてしまう人がいるのです。
ショートスリーパーは不眠症とはまったくベツ
ショート―スリーパーとは、睡眠時間が極端に短い=不眠症で悩まされる人、または忙しすぎて睡眠時間を削らざるを得ず無理している人とは全く異なります。
後者2タイプが日中の苦痛や、無理や努力があるのに対し、前者、ショートスリーパーは日中に疲労や集中力の低下などの症状が全くありません。
通常の人の睡眠は、脳も休息しているレム睡眠と、体だけが休息し脳は覚醒しているノンレム睡眠のサイクルが交互にやってきて構成されますが、ショートスリーパーの人はレム睡眠の時間が極端に少ないのだそうです。
短時間でぐっすり効率よく眠ってリカバリーができてしまえるのですね。
つまり、例えば忙しくて、またはやりたいことが有り過ぎて、寝ている暇がない、寝る時間が惜しいと考えている人にとってはとても効率よく、または人よりも多くの時間を好きなことに使える羨ましい人々なのです。
努力してなるショートスリーパーには危険が伴うかも?
人は睡眠時間を減らして生活することは確かにできます。
そして必要に迫られて睡眠を削る場合、気合でアドレナリン満々で覚醒状態になり、「まだまだ体力もあるから大丈夫」と思いがちですが、実際は「錯覚」であり、普通の人が睡眠時間を減らすことで被る損失は大きいのです。
上述の実験でも、日常的に睡眠時間を減らすことで起きる損失は、起きて活動している時間が15.84時間を超えると、蓄積され、自覚はなくともかなり大きなしっぺ返しがあると結論付けています。
ヒトの必要な睡眠時間は個人差があるとは言いますが、8時間というのは実は譲ってはいけないところだったのかもしれません。
一般的に睡眠不足によって起きる弊害は次のようなものになります。
健康面
免疫力低下
筋肉疲労による頭痛、肩こり、腰痛の勃発
吐き気やめまいが起きる
便秘
生理不順
アレルギー疾患を起こす
食欲増進
美容面
太りやすくなる
吹き出物、しみ、しわなどの肌トラブル
体のゆがみ
老化促進
日常生活面
身体能力・生産性の低下
ネガティヴ思考になる
自身喪失
そして睡眠不足は鬱なども引き起こすのは知られた話です。
筆者も大半が思い当たります。自分の体力を過信し、随分と無謀なことをやっていたと反省するばかりです。
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今までスポーツは観る専門でしたが、これからは色んなスポーツをやっていきたいと思っています。
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