バレーボールとは

バレーボールは、長さ18m、幅9mの室内コートをネットで2つに分け、1チーム6人がボールを素手で打ち合って対戦するチームスポーツです。試合は、5セットマッチで行われ、3セット先取したチームが勝者。コート内にボールが落ちるか、あるいは反則をした場合に得点となります。25点先取したチームが各セットの勝者となりますが、得点差は2点以上なければならず、25点を超える場合は2点差がつくまで行われます。5セット目は15点先取したチームが勝者となりますが、この場合も得点差は2点以上なければなりません。

バレーボールの試合では、特にスパイクにおけるボールの速さが時速130kmにも到達する。選手には、高い筋力や瞬発力、そのスパイクをレシーブするための電光石火の反射能力が要求されます。

オリンピックでの歴史

バレーボールは、1964年の東京オリンピックにて、新競技として男女種目ともに登場しました。当時は、1リーグ総当たり制(ラウンドロビン方式)で行われ、全てのチームが一度は対戦していました。この方式は、1972年ミュンヘンオリンピックで変更され、予選ラウンドと、上位8チームによる決勝トーナメントが行われるようになります。

1960年代から70年代にかけては、男女ともに日本とソビエト連邦が表彰台の常連だったが、1980年代以降、アメリカ合衆国、中華人民共和国、ブラジル、キューバが強豪国に名を連ねるようになりました。1990年代から今日にかけては、これらの国に加えイタリアも力をつけてきています。男子はロシア(旧ソ連)、ブラジル、アメリカ合衆国、女子はロシア、中華人民共和国、キューバがそれぞれ、オリンピックでの金メダル獲得数トップ3を占めています。オリンピックでは、これまでに男女それぞれ15個の金メダルが授与されたが、その10個をこれらの国が獲得しています。

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