中国起源説

中国の伝統文化「蹴鞠(しゅうきく)」という遊びからサッカーというスポーツができたのではないかというのが、1つ目の説です。

紀元前300年以上前の中国のひとつの国「斉」では、軍事訓練として蹴鞠が用いられていたという歴史があります。

漢王朝の時代には12人1チームでそれぞれ鞠を奪い合い、「球門」に入れた回数を競い合うという極めて現代のサッカーに近い遊戯が確立していました。

兵士たちの運動能力向上を目的に始まったものでしたが、次第に娯楽となり、一般の人たちの間でも行われるようになっていったと言われています。

FIFAの公式ホームページでも中国の蹴鞠がサッカーの起源と紹介されていること、サッカー史の研究者も証言していることから4つの説の中で一番有力であるとも考えられていますが真相は謎に包まれています。

イタリア発祥説

続いてサッカーの起源として有力とされるのが、イタリア起源説です。

8世紀以前のイタリアでは宮廷の門でお金をかけて、ボールを蹴り合うことで勝敗を決める「カルチョ」という遊びが存在していました。

カルチョという名称は、イタリア語で「蹴る」を意味する、”calciare”という言葉から来ています。

一定のスペースの中で人数を決めて行うなど、当時の遊びとしては非常にルールが細かく設定されており、現代のサッカーに近い形のものがイタリアには8世紀から存在していたのです。

中世イングランド説

続いて、サッカーがイングランドで生まれたと考える「中世イングランド説」です。

8世紀ごろのイングランドでは、戦争に勝利すると相手の将軍の首を切り取るというのが風習として存在していました。

戦争に勝利した兵士たちが切り落とした首を蹴って遊ぶことが当時では行われており、そこから蹴るものがボールにかわり、サッカーとなったというのが中世イングランド説です。

古くからイングランドではボールを使って庶民が遊んでいたという記録が残されています。ルールや形態は地域や学校によって様々で、例えばドリブルの速さを競う競技や、手でボールを扱って試合を行うものなどが存在していました。

各地域や学校で様々なルールでボール遊びがされる中で、実は「ラグビー」も生まれています。

キリスト教のお祭り説

最後にご紹介するのが、サッカーの起源はキリスト教のお祭りであるという説です!

英国イングランドダービーシャー州中部の街、アッシュボーンでは毎年二日間にわたる「シュローブタイド・フットボール」というお祭りが開催されます。

毎年約7000人が出身地によって2チームに分かれ、街全体をフィールドとしてお祭りは行われます。

両ゴールの間は約5km。「人を殺さない」「教会、墓地に入らない」以外のルールは特に決められておらず、人々は足だけでなく手を使ってボールを運んでお互いのゴールを目指しました。また乱闘や怪我は当たり前で、非常に激しいお祭りだったともされています。

書籍によればこのお祭りは1667年ごろにはすでに存在しており、長い歴史を持つお祭りです。

はっきりした起源はわかっていない

「ボールを蹴るスポーツ」「ルールを決めてボールを足で扱うスポーツ」など、サッカーというスポーツを明確には定義できないため、サッカーが誕生したはっきりとした起源というのは実は分かりません。

そのため、サッカーの起源は上記のように諸説あるそうです。

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