両チームがセカンドユニは初!ゼロックス・スーパーカップ

18日の富士ゼロックス・スーパー杯が日産スタジアムで開催され、昨季のJ1王者の鹿島とJ1を2位で悔しい思いをした浦和が対戦。くしくも2016Jリーグチャンピオンシップ決勝の再現となる。

昨シーズン、年間最多勝ち点を稼ぎ、CS決勝も1勝1敗でありながら、アウェイゴール数の差によって王者の称号を鹿島に譲った浦和にとっては、リベンジを狙う待望の機会となる。

今大会では、両チームがセカンドユニホームを使用。共に赤系の色がチームカラーだが、鹿島はピンク、浦和は黄色と、赤色のユニホームは着用しない。

2016年J1王者!鹿島アントラーズ

鹿島は2010年以来6度目の優勝を目指す。先発が予想される小笠原満男選手は、これまでのラモス瑠偉選手(当時、V川崎)が持っていた最年長記録(1994年大会・37歳24日)を更新する37歳319日での先発となる。

二冠王者の鹿島は今オフ、湘南の三竿雄斗選手、テネリフェに移籍した柴崎に代わるボランチとして新潟のレオ・シルバ選手、元ブラジル代表のレアンドロ選手、アビスパ福岡から金森健志選手、GKクォン・スンテ選手(蔚山現代)ら大型補強を敢行。

柴崎選手がスペインへ移籍したとはいえ、戦力ダウンは感じさせない。ACLも含め、今後過密日程が続くが、初戦となる今大会はベストメンバーで臨むとみられる。

昨季のリベンジ!浦和レッズ

今季初の公式戦となるが、浦和は21日にアジア・チャンピオンズリーグの初戦・アウェーのWシドニー戦が控えているため、昨季のレギュラー格数名の温存が濃厚という見方も。

しかし今オフには、新潟で二桁ゴールをマークしたラファエル・シルバ選手、湘南の攻撃的なウイングバックを担っていた菊池大介選手、横浜F・マリノスのゴールを守ったキーパーの榎本哲也選手らを獲得し、さらに期限付き移籍で矢島慎也選手(ファジアーノ岡山)、長澤和輝選手(ジェフユナイテッド千葉)らが復帰。AFCとの二足のわらじに耐えうるだけの陣容は揃え、昨季のリベンジだけでなく、今期のすべてのタイトルを狙う。

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