ノルディックウォーキングとは
ノルディックウォーキングは、スキーのクロスカントリーのように両手にポールを持ち、地面にポールを突きながら歩く歩行運動です。
元になったのは1930年代からフィンランドのクロスカントリースキーチームが夏場のトレーニングとしておこなっていた「スキーウォーク」で、その全身運動の効果が注目され、1990年代後半、「ノルディックウォーキング」として広く注目されるようになりました。
ノルディックウォーキングの特徴
ランニングやウォーキングなどと大きく異なる、ノルディックウォーキングのいちばんの特徴は、専用のポールを使った4点歩行にあります。
この4点歩行により、両足にかかる加重負担を分散させ、膝などへの負担を軽減させるとともに、ポールを使うことで上半身も積極的に動かして、効率的に全身運動をおこなうことができます。
無理なく実践できる高いエクササイズ効果にも注目
走ることには抵抗があるけれど、歩くだけではモノ足りないという人にもノルディックウォーキングがおすすめです。実はポールを使って歩くことで、ノルディックウォーキングでは高いエクササイズ効果を得ることができます。
ノルディックウォーキングでは、ポールを突くことで一歩一歩の歩幅が広がります。これにより歩行時間が同じでも、通常のウォーキングに比べて移動距離が増え、さらに、大きな歩幅で歩くことで運動量も多くなります。
また、両手に持ったポールを左右交互に突くことで、腕や上半身の運動量が増えます。