イングランド

協会創立1871年。誇り高きラグビーの母国。W杯は10大会連続10度目の出場で2003年に優勝。地元開催の15年は1次リーグ敗退の屈辱を味わった。19年は準決勝でニュージーランドを破ったが、決勝で南アフリカに屈して準優勝。22年の欧州6カ国対抗は2勝3敗で3位。15年W杯で日本代表のFWコーチを務めたスティーブ・ボーズウィック監督(43)が22年12月から指揮を執る。

アルゼンチン

協会創立1899年。W杯は10大会連続出場で、最高成績は2007年の3位。愛称はピューマを意味する「ロス・プーマス」。ボールを継続するスタイルを身につけ、南半球4カ国対抗では22年に初めてニュージーランド国内で同国を破った。マイケル・チェイカ監督(55)は前回W杯でオーストラリアを率いた。

サモア

協会創立1924年。W杯は9大会連続9度目の出場で最高成績は91、95年の8強。日本とは3大会連続で1次リーグ同組となった。南洋の島国特有のパワーとスキルは世界有数ながら、近年は協会の財政が破綻して好成績を挙げられていない。日本でのプレー経験もあるセイララ・マプスア監督(46)。

チリ

協会創立1953年。W杯は初出場。米大陸予選でカナダ、米国の北半球の出場常連国を破り、急速に力をつけている。日本とは未対戦だが、U-20(20歳以下)では2017年のワールドトロフィーで、日本が28-22で勝っている。サッカーの盛んな南米の国らしく、キックは巧み。パブロ・レモイネ監督(47)。

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