ゴルフボールの新提案
ゴルフ統括団体、飛距離抑制する新ボールのルール提案をしたそうです。
ゴルフボールの規定
ゴルフボールには、国際ゴルフ連盟(R&A)と米国ゴルフ協会(USGA)によって規定が定められています。
下記は、R&AとUSGAの規定に基づいたゴルフボールの主な規定です。
直径:最大で43ミリメートル以下。
重量:最大で45.93グラム以下。
跳ね返り係数:0.83以上、1.255以下。
寸法および重量の公差:直径の公差は、最大で±0.127ミリメートル。重量の公差は、最大で±0.14グラム。
形状および寸法の変化:ゴルフボールの使用中に、形状および寸法が変化してはならない。
これらの規定は、競技において使用できるゴルフボールの基準となっています。また、これらの規定を満たさないゴルフボールは、競技において使用できない場合があります。
新ボールのルール提案
ゴルフでは選手の身体能力と技術の進歩に伴って飛距離が伸びており、トップ選手が簡単にコースを攻略することへの懸念が生じている。前週末に行われた米国ツアーのザ・プレーヤーズ選手権では、世界ランキング3位のロリー・マキロイがティーショットで362ヤードを飛ばしました。
全英オープンを主催するロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ(R&A)と、ゴルフ規則を作成している全米ゴルフ協会(USGA)は2020年、「飛距離が伸び続ける流れを打破したい」と表明し、そこから用具メーカーと協議を重ねてきた。
そしてこの日、両団体は「モデルローカルルール(MLR)」の一つとして、特別に調整したボールを使う選択肢を各大会の主催者に提供する提案を発表しました。
提案によれば、ボールはラボの環境下でスイングスピード時速127マイル(約204キロ)で打った場合、飛距離が320ヤードに届かないものになっている。これにより、最もヘッドスピードの速い飛ばし屋で、飛距離が平均14~15ヤード落ちることが見込まれているそうです。
採用された場合、ルールは2026年1月から施行される。MLRの対象はエリート大会のみで、趣味のゴルフには影響はないとの事。
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