距離によって色々な違いがある陸上競技用のスパイク
ゴムのトラックでは、スパイクが地面に刺さらないよう先端が平らの平行ピンを使います。
みなさんは陸上競技用のスパイクをご存知でしょうか?
スパイクと聞くと、靴の裏に金属の歯が付いているイメージですね。
陸上競技のスパイクさどのようなものなのでしょうか。
今回は陸上競技のスパイクを少しですが、紹介したいと思います。
短距離
100m~400m、ハードル競技など瞬発力がキーとなる短距離用のスパイクは、プレートが硬く反発性が高いのが特徴です。 かかとが地面に着いてブレーキにならないよう、かかとが高く設計されていますね。
ミッドソールが薄くクッション性がないため、中距離・長距離には体の負担が大きくなるので注意しましょう。
中距離・長距離
プレートが硬い短距離用スパイクに対して、中距離・長距離の陸上用スパイクはプレートが柔らかいのが特徴です。 800m~10000mを走るための持久力をサポートするべく、かかとやミッドソールには厚みがありクッション性が備わっていますね。
スパイクのピン
ゴムのトラックでは、スパイクが地面に刺さらないよう先端が平らの平行ピンを使います。 また、先端が尖っているトンガリピンは滑りやすい土のトラックで、しっかり土を掴んでくれるのが特徴です。 陸上競技のフィールドは、主にゴムと土の2種類なので、プレー環境に合わせてスパイクピンを選びましょう。
固定式と交換式
スパイクピンには固定式と取換式の2種類にピンがあります。 取換式のスパイクは主に陸上初心者におすすめです。 練習環境やフィールドの変化に応じてピンを取換でき、微調整できます。 また、固定式は余計な付属パーツがないぶんとても軽量です。 好タイムを目指す陸上経験者の多くはこの固定式を選んでいます。
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