はじめに

トルコというとトルコアイスやケバブなども有名ですね。
そんなトルコは、国民の99%がイスラム教とも言われるイスラム国家。「お酒は飲めないの?」というと…とんでもない!トルコ人はビールが大好きです。というのもトルコでは“政教分離”の原則が取り入れられているためで、街中でも普通にお酒を楽しむことできるのです。

トルコビール

ビール大好きのトルコ人に愛されるトルコのビールと言えば「EFES BEER(エフェス ビール)」です。トルコ西部の古代都市“エフェソス”に由来した名前で、トルコの美しい景色に映える真っ青のラベルは、街中どこへ行っても見かけることができます。トルコで育った良質な麦芽を100%使用したビールの味わいは、苦みが少なくすっきりと軽い後味で食事のお供にもピッタリ。トルコの国民的ビールであると同時に、ヨーロッパをはじめ世界中に輸出されるトルコを代表する世界的ビールなのです。

飲みやすさ

日本のビールを思わせる軽い喉ごしとさっぱり感のせいか、日本人にも人気のエフェス。1969年より生産されている老舗で、トルコで最も流通しているビールブランドです。すっきりしていて飲みやすく、癖もないので誰にでも受け入れられるおいしさ。飲み込んだ後にふっと香る淡い苦みは、焼きたてケバブをいただきながら飲むのにちょうどいいあんばい。やっぱりトルコの国民的ビールだからこそ、ケバブとの相性は抜群! とりわけ、ココレッチというモツ系ケバブとエフェスビールの組み合わせはたまりません。

歴史

トルコにビールが入ってきたのは、1839年以降の西洋化プロセスの中でした。これに伴い1840年ごろからビアホールもオープンし始め、オスマントルコ帝国時代の1896年には120万リットルだった生産量が、1914年には990万リットルにまで急成長! とてもイスラム国家とは思えない飲みっぷりです。トルコ共和国になってからも9割以上がイスラム教徒で占められる国とはいえ、政教分離制度を敷いているため飲酒については割と自由な雰囲気。イスタンブールやイズミール、アンカラといった大都市を中心にビアホールや居酒屋が多く軒を連ねます。とりわけ南側のエーゲ海や地中海沿いの町にはアルコール好きが多く、「シーフードのお供はお酒」と考えるトルコ人が少なくありません。

関連するまとめ

アーリーワークとは

近年日本の野球界でもアーリーワークという言葉が定着してきましたね。

プロポリスの効果とは

プロポリスという言葉は、ラテン語の「pro」(前、正面)とギリシャ語の「polis」 (都市) からできてお…