プロ野球の中でも、同じ場所に2球団があるチームがありますね。
読売ジャイアンツと東京ヤクルトスワローズですね。
今回は傘を使った独特の応援がある、東京ヤクルトスワローズの歴史を少しですが紹介したいと思います。

東京ヤクルトスワローズ

東京ヤクルトスワローズは、1950年に国鉄スワローズとして誕生したチームです。

傘を使った応援

応援が特徴的なことも有名で、得点が入った際には「東京音頭」に合わせて、緑や青の傘を振りながら踊るのが定番となっています。この傘を使った応援スタイルは、「応援グッズを買わなくても、家にあるもので応援に参加してもらえる」ということと、不人気だった国鉄スワローズのために少しでもファンが多くいるように見せるために、当時の名物応援軍団長だった岡田正泰さんのアイデアで生まれた応援方法です。スタンドで傘を降りながら応援するファンの姿は、その後も受け継がれ、神宮球場の名物となっているのです。

出典:YouTube

ID野球

1990年代のスワローズは、強力投手陣の守備力と外国人スラッガーの攻撃力に支えられたチームでした。しかし、このチームの看板は何と言っても「ID野球」と呼ばれた緻密なデータ野球を浸透させた智将・野村克也監督と、その申し子・古田敦也選手だったのです。野村監督は1990年に就任すると、その年の新人だった古田選手を正捕手に抜擢します。古田選手はその期待に応える急成長を見せ、リーグを代表する投手たちを、見事なリードで引っ張ったのでした。また、2年目の1991年に首位打者を獲得するなど、打撃でも活躍を見せ、通算でMVPを2度、ゴールデングラブ賞を10度獲得しました。

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