基本と用具

直径76.5mm、高さ95mm のプラスチックでできた、協会公認のカップです。積み重ねた際に空気が抜ける穴を空けられていたり、つかみやすい加工を施されていたりなど、競技に適した形状になっています。WSSA 傘下大会では、必ず公認のスピードスタックスカップを使用しなければなりません。 なお、「スピードスタックス」は、スピードスタックス社名及びカップの名称であり、「スポーツスタッキング」は、競技自体の名称です。
公式カップの上部には穴が空いており、競技では12個を1セットとして使用します。持ち歩きには付属のホルダーが便利なんだそうです。

スポーツスタッキングとは

スポーツスタッキングとは、逆さにしたカップを山のように積み重ね(アップスタック)、そして戻す(ダウンスタック)時間を計測し、1000分の1秒単位のスピードを競い合うスポーツです。カップの重ね方はいろいろあります。たとえば下から1段目は2個のカップ、2段目は1個のカップで構成された“全3個の山”だったり、1段目は3個・2段目は2個・3段目は1個という“全6個の山”だったり。あるいは、1段目4個・2段目3個・3段目2個・4段目1個という“全10個の山”もあります。
最初に考案された頃は、紙コップを用いて行っていたようです。しかし紙コップだとスムーズにできないため、現在は空気抜け用の穴が開いた専用プラスチックカップを使用しています。なお、日本大会(ジャパンカップ)からアジアチャンピオン大会、世界大会まで行われている競技です。

個人戦とチーム戦がある

■個人戦
①3-3-3」:カップ3個を積み重ねた山を3つ作って、元に戻します。
②「3-6-3」:3個・6個・3個の山を作って戻します。
③「サイクル」:3個・6個・3個→6個・6個→1個・10個・1個を順に行います。
※2つの山を同時に作ってはいけません。

■チーム戦
①ダブルス
2人組で「サイクル」を行います。1人が右手役・もう1人が左手役となり、2人とも片手で行います。
②リレー
複数人(前回の大会では4人)で1チームとなり、最初の人から最後の人までのタイムを競います。入れ替わる時間も計測されているため、早く走って交代することになります。

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