
スポーツで起こりやすい捻挫とは
スポーツしたことがある人は一度は経験したことがあるんじゃないでしょうか。
今回は捻挫についてご紹介します。
捻挫とは
捻挫とは、骨と骨を繋いでいる靭帯・腱・軟骨などの関節部分の損傷です。関節部分に許容範囲を超えた負荷がかかることで起きる症状です。関節のある部位ならどこでも起きる可能性がありますが、ほぼ足首や手首などで発生しやすい怪我です。
捻挫には様々な損傷レベルがあり、一時的に靭帯が伸びているだけの軽傷の場合が多いですが、部分的に靭帯が切れているような重傷の場合や、靱帯断裂、脱臼、骨折を伴っていることもあるので要注意です。
癖になりやすい捻挫
なぜ捻挫が癖になるのかというと、関節を固定している靭帯が緩んだままになっていることが原因になります。一時的に靭帯が伸びているだけの軽傷の捻挫であれば、1週間ほどで痛みや腫れは引きますが、靭帯は完全に回復していません。この状態で、ついつい運動を再開してしまうと、ちょっとしたことでも再び捻挫をしてしまいます。これは自分も思い当たる節がありますね。
これにより、捻挫を繰り返しているうちに、靭帯が元の状態に戻らなくなるため、関節が不安定なままになってしまいます。これが捻挫が癖になった状態です。特にバスケットボール・バレーボール・バドミントン・卓球・テニス・サッカーなどの上下・前後・左右などへの急激な方向転換が要求されるスポーツは、足首の捻挫が癖になりやすいので注意しましょう。
捻挫を治すには
捻挫を治すにはどうしたら良いか、、、これは損傷した靭帯が完全に回復するまで安静にしている外、ありません。痛みや腫れが引いたとしても、まだ靭帯は元の形状に戻っていません。甘くみず、すぐに運動などを再開せずに、しばらくは安静にしていましょう。軽傷の捻挫でも、おおよそ2週間はあらゆる運動を控えてください。
また、捻挫後にしばらく安静にしていると、筋力は想像以上に衰えています。治ったらすぐにスポーツなどを再開したいと思うと思いますが、完全に回復した後は、リハビリトレーニングが必要です。
この際は、捻挫した関節周辺の筋肉をしっかり鍛えることで、捻挫の癖を治すことができます。筋肉は天然のサポーターのようなものなので、関節の固定をサポートしてくれます。捻挫の痛みや腫れが引いてからも、必ず安静期間を設けましょう。そして、その後に十分なリハビリトレーニングをすることで再発を防止し、関節周辺の筋肉を鍛え、癖にならないように気を付けましょう。
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