パウンド・フォー・パウンドとは
格闘技の試合はよくみるのですが、このパウンド・フォー・パウンドという単語は初めてききました。皆さんはご存知ですか?
階級について
多くの格闘技は体重別に階級が分かれており、自分の体重と近い対戦相手と試合をします。特にボクシングの階級はミニマム級~ヘビー級まで全17階級が設定されている。一般的に軽量級ではスピードに優れ、体重が重くなるにつれてパワーが増していく。技量が同程度であれば、体重が重い方が勝つ可能性が高いと言われています。前日計量の時に対戦相手が計量オーバーになると計量クリアをした選手が怒るのは、そういう事ですね。
格闘家の減量の様子はYouTubeで配信されているので、ご興味のある方は是非見てみ下さい。本当に過酷です。
パウンド・フォー・パウンドとは
ボクシングや総合格闘技、キックボクシングなどの格闘技において全階級で体重差のハンデがない場合、誰が最強であるかを指す称号。権威ある米専門誌「ザ・リング」の初代編集長ナット・フライシャーによって、1950年代初期に造られた用語である。Pound for pound=PFPまたP4Pと略されるそうです。元々、PFPという言葉は1940年代~50年代にかけて活躍したボクシングの中量級の名王者シュガー・レイ・ロビンソン(米国)の強さを称える愛称として生み出されたとされおり、ロビンソンは現代においても、多くの識者から「オールタイム・パウンド・フォー・パウンド」=史上最高のボクサーと認められています。
井上尚弥選手
今月、WBC同級王者のノニト・ドネア(フィリピン)を2回TKOで下して3団体統一を果たした井上選手は、ボクシング専門誌リングマガジン(Ring Magazine)が選定する「パウンド・フォー・パウンド」の1位に浮上しました。ボクシング、WBAスーパー・WBC・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥は6/27に、日本外国特派員協会(FCCJ)で会見に臨み、4団体を統一して、新たな「パウンド・フォー・パウンド」王者としての自分の価値を証明したいと語りました。
いつも素晴らしい試合をみせてくれる今後の井上選手には今後も期待ですね。
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