2000年以降の20勝投手
投手の分業制が進む中、シーズン20勝を挙げるのは至難の業と言われています。
みなさんは日本のプロ野球で、20勝投手を達成した選手をご存知でしょうか?ここ最近では20勝投手は出てませんね。
今回は2000年以降に20勝を達成している投手を少しですが紹介したいと思います。
2003年 斉藤和巳
・斉藤和巳(ダイエー・ソフトバンク)
■2003年 26試合登板、20勝3敗、防御率2.83、勝率.870
2002年までプロ7年間で9勝だったが、03年に覚醒しました。当時プロ野球記録の16連勝を飾るなどパリーグで1985年の佐藤義則以来となる20勝をマーク。最多勝、最優秀防御率、最高勝率、沢村賞などタイトルを独占し、ライバルの西武から6勝を挙げてチームのリーグ優勝、日本一に貢献しました。05年も16勝1敗、06年も18勝5敗と絶対的エースとして君臨。その後は右肩痛に苦しんだため全盛期は短かったが、その活躍は強烈でした。
出典:YouTube
2003年 井川慶
・井川慶(阪神、ヤンキース、オリックス、兵庫ブルーサンダーズ)
■2003年 29試合登板、20勝5敗、防御率2.80、勝率.800
左腕から150キロを超える直球とチェンジアップ、スライダーを武器に阪神のエースとして活躍。2003年には開幕投手で黒星を喫したが、その後に12連勝をマーク。連勝中はゲン担ぎで髪を切らなかったためアフロヘアーのような髪型になり話題になりました。20勝を挙げて18年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。この年はダイエー・斉藤も20勝をマーク。両リーグから同じ年に20勝投手が出たのは1982年の広島・北別府学、日本ハム・工藤幹夫以来でした。
2008年 岩隈久志
・岩隈久志(近鉄、オリックス、楽天、マリナーズ、巨人)
■2008年 28試合登板、21勝4敗、防御率1.87、勝率.840
チームは5位に低迷しましたが、シーズン65勝のうち約3分の1の21勝をマーク。200投球回数以上で被本塁打3本は、1958年に秋本祐作が記録して以来50年ぶりの快挙でした。最多勝、最優秀防御率、最高勝率、沢村賞とタイトルを獲得し、Bクラスの球団から1988年の門田博光以来20年ぶりの最優秀選手に選ばれました。抜群の制球力でメジャーでも先発で活躍しました。
出典:YouTube
2013年 田中将大
・田中将大(楽天、ヤンキース)
■2013年 28試合登板、24勝0敗1セーブ、防御率1.27、勝率.1000
楽天在籍時の2013年に金字塔を打ち立てました。開幕から24連勝はプロ野球新記録で、シーズン無敗で最多勝に輝いたのは史上初の快挙です。球団創設初のリーグ優勝に導き、巨人との日本シリーズでは7戦目に抑えで締めくくり胴上げ投手になりました。記者投票で満票を獲得して48年ぶりのMVPを受賞し、沢村賞も選考委員会で10分かからず満場一致で選出。まさに圧巻の活躍でした。
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