ラグビーの聖地が花園の理由
全国高等学校ラグビーフットボール大会が開かれる『花園』は、長い間日本の高校生たちが憧れてきた聖地と呼んでいい場所です。
みなさんはラグビーの聖地をご存知ですか。
高校野球で言うと甲子園ですよね。
ラグビーの聖地は花園といいますよね。
なぜ、花園が聖地になったのでしょうか。
今回は花園について少しですが紹介したいと思います。
花園
花園ラグビー場は1929(昭和4)年11月、大阪電気軌道(大軌、現・近畿日本鉄道)が開きました。近鉄の社史によると、きっかけは昭和天皇の弟で、ラグビーを愛したことで知られる秩父宮さまの一言です。28年、奈良・橿原神宮への参拝に向かう途中、大軌電車の窓から沿線の空き地を見て、「ラグビーの専用競技場を造ったらどうか」と述べたといいます。
同社は2カ月後に建設を決めました。当時、国内に例はなく、ロンドン郊外のラグビーの聖地、トゥイッケナム競技場を参考にしました。1万2千人が収容でき、「東洋一」と称賛されました。
聖地になったのは
1917年度に始まった全国高校ラグビー大会の会場となったのは、62年度の第42回大会からです。
それまで大会会場は固定されておらず、現在の阪神甲子園球場近くにあった南甲子園運動場や東京で開かれたことも。戦後は長く兵庫県西宮市で開かれてきたが、高速道路建設の影響で花園が新たな会場に。
その後はずっと花園で開催され、高校ラグビーの「聖地」に。2015年には東大阪市が近鉄からラグビー場を引き継ぎ、正式名称が東大阪市花園ラグビー場に変わりました。
収容人数
30000人が収容可能な大スタンドに、どの季節でも緑鮮やかなグラウンドなど花園の規模の大きさがわかると思います。そして、レストランや売店コーナーなども完備しています。サイドスタンド一階にあるラグビー資料館では、世界のラグビーの歴史、年齢別のラグビー写真などの資料、チームのジャージやシューズといった実物展示を見ることができます。資料館はゲーム開催日開館で、無料となっています。こういった情報からも花園の規模を計り知ることができるでしょう。
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ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
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