やってしまいがちな筋トレの落とし穴
ただ単にトレーニングをやればよいと言う訳ではありません。
やみくもに回数を増やす
筋トレをするときに、「回数を増やせば、筋肉がつく」という誤った認識を初心者は持ってしまいがちです。
また、毎日欠かさずやることで、筋肉がつくという認識も、初心者のおちいりがちな考え方です。
確かに、そのようなやり方によって、ある程度までは筋肉を増強できるでしょう。また、脂肪を落とすこともできます。
しかし、そのような筋トレ方法だけでは、必ずどこかで限界がきてしまい、それ以上筋肉の増強を見込めないという状況になってしまうでしょう。
では、どのようにすれば筋肉を効率よくトレーニングできるのでしょうか。
それは、筋肉を休ませながらトレーニングするということです。
例えば、腕立て伏せと腹筋背筋を一日おきにするのが良いです。
そうすることによって、断裂した筋肉を休ませ、より太い筋繊維を作る「超回復」がおこり、筋肉を増強できます。
鍛えたい筋肉だけトレーニングする
次に、鍛えなければならない体の箇所についてみていきましょう。
鍛えたい箇所だけ鍛えればよいという認識を持っている人がいます。
確かに、胸筋や腹筋背筋、足の筋肉を鍛えれば、体型の見栄えが良くなるでしょう。
また、他の箇所の筋肉を鍛える暇があったら、それらの筋肉を重点的に鍛えたいという心理もあるでしょう。
しかし、そのような筋トレの仕方では、効率よく筋肉を鍛えることはできません。理由は、からだじゅうの筋肉は、複雑に関係しあっているからです。
一つの筋肉だけを鍛えても、あまり意味はありません。
どうトレーニングすればいいのでしょうか。必ず複数の筋肉を鍛えましょう。
例えば、腹筋を鍛えるときは必ず脇腹の筋肉を鍛えましょう。また、胸筋を鍛えるときは必ず二の腕の筋肉や肘周辺の筋肉を鍛えましょう。
こうすることによって、総合的に筋肉を鍛えることができ、筋トレの効率をアップすることができるでしょう。
成長期のハードな筋トレ
最後に、成長期に筋トレをすることについての是非についてです。
若いうちには、「体型をよくしたい」、「今より痩せたい」という願望にかられ、筋トレをやりすぎてしまう傾向があります。
筋トレをすることに対しては、何ら問題はありません。それに、筋肉を鍛えることで、基礎体力が向上し、健康に生活することができるようになるというのも事実です。
しかし、若いうちに筋肉のみを増強しすぎてはいけません。
理由は二つあります。
まず一つ目は、身長の伸びに大きな影響を与えてしまうからです。
成長期の真っ只中にトレーニングをしすぎてしまうと、身長が伸びにくくなってしまったり、それ以上伸びなくなったりしてしまいます。
二つ目は、怪我をしやすいからです。
成長期は、まだ体が出来上がっていないので、無理なトレーニングは、重大な怪我に繋がってしまいます。
したがって、若い頃には、適度な運動やトレーニングをすることが望ましいです。
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