スピードに特化したロードバイク

ロードバイクは一般的な自転車とは違い、ドロップハンドルというラウンドの形状をしたハンドルが取り付けられています。

これにより自転車を漕いでいる際に前傾姿勢となるため、風の抵抗を抑え、よりペダルを強く漕ぐことができます。

また、タイヤの細さがクロスバイクよりも細く、23mm~28mmが一般的。路面抵抗が抑えられるだけでなく、自転車全体の重量が軽くなるため、よりスピードを出すことができるようになります。

スピードが出せるだけでなく、ギア変速の数が20段前後で重いギアを多く搭載しており、上り坂や、長距離の走行にも長けているモデルです。街乗りで使うというよりは、長距離をツーリングしたり、峠や長い登りを果敢に駆け上がるヒルクライムをしたりなどに適しています。

電車に持ち込んだり、車に乗せて自転車を移動させ到着先でツーリングを行う、輪行という楽しみ方もあります。

街乗りに適したクロスバイク

クロスバイクはロードバイクとは違い、握りやすいストレートタイプのハンドルが装着されており、身体に負担の少ない適度な前傾姿勢で漕ぐことができます。

ハンドル幅も広く取られているため、ロードバイクと比べると操作性がかなり良いです。また、ロードバイクよりもタイヤが太いため(30mm前後)、クッション性が高く、乗り心地が良いのも特徴の1つです。

ギア変速の数はロードバイクよりも軽めのギアが多く搭載されている、大体24段前後が平均になっています。

片道10kmや20kmなどのちょっと長めの距離の通勤や、近場への買い物なんかでも気軽に乗ることができます。

軽めのエクササイズとしてサイクリングロードを走るなどの使い方をしても良いかもしれません。ロードバイクほどスピードは出ないものの、安定した操作性と快適な乗り心地を持つのがクロスバイクの特徴です。

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