はじめに

追加
みなさんは競馬場のイメージはどんなものでしょうか?
競馬新聞と赤ペン持ってるおじさん達のイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、今の競馬場は女性も来やすくキッズのスペースもあったりして、1つのテーマパークの様な感じになっていますね。
今回紹介する競馬場は、ビッグレースも行われる【中山競馬場】を紹介したいと思います。

出典:YouTube

中山競馬場

中山競馬場は、千葉県船橋市に立地し、数々の名勝負を生んできた競馬場です。アクセスはJR西船橋駅からバスで約15分、JR船橋法典駅から徒歩約10分となっており、東京競馬場に並ぶ関東の主要競馬場として、多くの競馬ファンが訪れています。
広大なスケールを持つ東京競馬場とは違い、中山競馬場はコンパクトです。一周距離は、芝コースの内回りが1,667m、外回りは1,840mで、芝コースの一周距離が2,000mを超える東京競馬場とは大きな差があります。ダートコースの一周距離は1,493mと、こちらもタイトなコース設計です。また直線の短さも中山競馬場の特徴のひとつ。芝は310m、ダートは308mと、こちらも500mを超える東京競馬場とは異なります。
中山競馬場はこのようなレイアウトから、アウトコースを回る馬には大きなロスが生じる傾向に。そこで重要になるのがスタートの枠順です。中山競馬場ではほとんどの距離において、外枠スタートの馬が被る不利は大きく、特に1,600mのレースは「外枠が絶対的に不利」とされることも。しかし、最後の直線に設けられた急坂によって、直線での形勢逆転も多々見られます。なお、直線の急坂は高低差2.2mです。他の競馬場にない特徴で、「心臓破りの坂」と表現されます。コース全体の高低差も、芝5.3m、ダート4.4mと大きなものになっており、コンパクトなコースでありながら、持久力が問われる条件です。レースは右回りで行われます。

有馬記念や皐月賞も

中山競馬場では、年間を通して様々なビッグレースが開催。中山競馬場で行われる主なレースは「有馬記念(芝2,500m)」や「皐月賞(芝2,000m)」などです。
有馬記念は1年の総決算として年末に行われるG1で、出走資格は3歳以上となっています。ファン投票によって出走馬を選定するグランプリレースです。中山競馬場の芝2,500mは、3コーナー付近からスタートして1周半程回るコース設定。東京競馬場などの同距離に比べるとコーナーが多いため、コーナリングのうまさやカーブでのポジション取りが重要とされます。そのため、格下馬の大逆転が起きることも少なくありません。
皐月賞は3歳馬の三冠レース第1弾として、4月に施行されるG1です。内周りを約1周するコース設計は、有馬記念と同様、ポジション取りやコーナリングが重要。一般的には「先行馬有利」の傾向があるため、三冠レースの中で「皐月賞は速い馬が勝つ」とも形容されます。ただし、そのような意識が過剰に働いてハイペースが生まれることも。こうなると先行馬は苦しくなり、後方に控えていた組が直線で台頭します。

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