日本が過去最高のメダル数と金メダルを獲得した東京オリンピック。
日本の多くの金メダルに国民は歓喜しました。

多くの金メダルを獲得した日本と違い、金メダル獲得が1個だけ終わった国もあります。

金メダル1個だけ獲得した国とその競技に迫ってみたいと思います。

スロバキア 射撃 女子トラップ  ズザナ・レハーク シュテフェチェコバー

1996年アトランタオリンピックから参加。
今回の東京オリンピックを含めたメダル数獲得数は32個のうち20個はカヌーと、カヌーが強い国のようですが、今回の東京オリンピック金メダルを獲得した競技は射撃でした。

射撃のトラップは、遠くに飛び去るクレー(標的)を追い討ちする競技です。
3方向および高低ランダムに放出されますので、どこに飛んでいくか分からず、出てから狙うようになります。
トラップは1枚のクレーしか放出されません。クレー1枚を弾2発まで発射できるルールです。

ズザナ・レハーク シュテフェチェコバー選手は、世界選手権2度の優勝しているものの、オリンピックでは。2008年北京五輪・2012年ロンドン五輪で銀メダルと、金メダルまであと一歩のところでしたが、37歳で迎えた東京オリンピックで遂に金メダル獲得なりました。

フィリピン ウエイトリフティング 女子55キロ級 ヒディリン・ディアス

ヒディリン・ディアス選手が、フィリンピンの歴史に名を刻みました。
ヒディリン・ディアス選手が獲得した金メダルは、フィリピン史上初のオリンピック金メダルです。
フィリピンが1924年にオリンピックに初出場して以来初めての快挙です。

オリンピックには北京から出場。
前回のリオオリンピックでは、53kg級で銀メダル。
この銀メダルも、1996年アトランタオリンピック以来のフィリピンのメダル獲得で、ウエイトリフティングでは初めてのメダル獲得の快挙でした。

19年の世界選手権では3位。
メダル候補としての今回の東京オリンピック。
国からの期待もかなりあるなかで、自己ベストを大幅に更新しての金メダルを獲得。
大きなプレッシャーを跳ねのけての金メダル獲得にアッパレです。

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