■明治からのお詫び詳細

2019年1月23日(水) 付けの読売新聞・朝日新聞にて、「チョコレート効果」の全面広告としてお詫びを掲載しました。
本企画は、90年以上に渡りチョコレートに向き合い、「チョコレートは明治」と謳ってきた明治が、高カカオチョコレートは低GI食品で健康に関心のある方におすすめの食品であったにも関わらず、そういったチョコレートの意外な魅力を消費者の方々に伝えることを怠っていた為に、世の中のチョコレートにお詫びするという内容となっています。

【広告全文】
いままでごめんね、チョコレート。
そう、チョコレートは誤解されていました。
実は、高カカオチョコレートは低GI食品!
糖質の吸収がおだやかだから、健康に関心のある方へおすすめの食品なのです。
何十年も「チョコレートは明治」と言ってきたのに、そんな、チョコレートの意外な一面を伝えることを怠っていました。
本日、明治は、チョコレートにお詫びします!
そして、その真実を伝えていくことを誓います。
そう、チョコレート!きみのチカラはすごいのだから!

■菓子マーケティング部・部長 萩原秀和氏インタビュー

新聞全面広告の掲載を記念して、お詫び文広告を企画した明治の菓子マーケティング部・部長の萩原秀和氏にインタビューを実施いたしました。
本企画を制作した背景や、明治のプロモーションについて語って頂きました。

──今回の施策に至った背景を教えてください。
 チョコレートは長年の間、高GI食品として多くの方に知られていたのですが、研究の結果、高カカオチョコレートは低GI食品であることが判明しました。
これはチョコレートに対するネガティブなイメージや、誤ったイメージを放置していたということでもあります。
我々のようにチョコレートを長年扱っている企業としては、これを受けて「もっと早くこの事実をお伝え出来ればよかったな」、「チョコレートに申し訳なかったな」という気持ちが強く湧き上がり、実施に至りました。

──施策実施にあたり、社内から反対の声はありませんでしたか?
 一部の社員からは、「誤って伝わってしまうのでは?」という懸念の声もありましたが、ちゃんと読んでいただければ理解できるような文章を作れば大丈夫だろうという思い切った判断で、企画を通させていただきました。

──今回のような「お詫び」を活用したプロモーションは明治さんとしては初めてですか?
 私が覚えている限り、チョコレートにお詫びする、という今回のようなプロモーションは明治として初めてです。

──(高カカオチョコレートが低GIという研究成果を受けて)全国のチョコレートファンに一言。
 今までチョコレートを高GI食品として認識し、食べることを控えていた方も多くいらっしゃったと思いますので、今回はチョコレートだけでなく、そのような方々に対しても伝える努力が足りてなかったと思っております。
これからはみなさん是非、自信を持って低GI食品の高カカオチョコレートを食べていただければと思っております。

──最後に改めて、チョコレートへお詫びの気持ちを伝えてください。
 そうですね、本当に……。これだけ長くチョコレートを作って販売させていただいていたのに、チョコレートの意外な一面に、気付いてあげられていなくて『ごめんなさい!(大声)』

■「チョコレート効果」低GI値食品認定について

・そもそもGI値とは?

GI値とは、食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略です。

人が食事を摂ると、食品に含まれる糖質は体内でブドウ糖に分解され、血中に取り込まれることで血糖値が上昇します。
そのとき、同じ量の糖質を含む食品を食べても、食品によって血糖値の上がり方は異なります。
この食品の違いにおける血糖値の上がり方の違いを比較するためにGI値は生まれました。

GI値は、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示しています。
摂取2時間後までの血糖値の測定結果を用いて、GI値は算出されます。

GI値が低いほど血糖値はおだやかに上昇し、GI値が高いほど血糖値が急激に上昇することを示します。
GI値は、単純に絶対値を重視して90より88が低いなどと比較するのではなく、血糖値への影響を目安として考え、大まかに捉えるべきものとされています。

現在では、GI値が70以上を高GI、56~69を中GI、55以下を低GIとして、3つに大別されています。血糖値の急激な上昇を抑えたい人は、低GI商品を摂ることが望ましいといえるでしょう。

・「チョコレート効果」低GI食品認定について

近年、健康を意識する人が増えるにつれ、食品のGI値(Glycemic Index)についての関心が日本内でも高まってきています。

一方、チョコレートに対するGI値は、その種類によって様々な値が混在しています。

株式会社 明治では、消費者のニーズが高まってきている高カカオチョコレートについてGI値を明らかにすべく、専門機関にGI値測定試験を委託しました。

今回の試験結果によって、「チョコレート効果カカオ72%」ならびに「チョコレート効果カカオ86%」について、GI値はそれぞれ29と18であることが分かり、両製品ともに血糖値の上昇がおだやかな低GI食品であることが認められました。

★血糖値の推移

試験食品である2種類のチョコレートは、基準食品のブドウ糖と比べて、摂取後の血糖値の上昇が非常におだやかであり、2種類のチョコレートは摂取90分以降も血糖値が摂取前の血糖値を下回らず、安定していることが確認できました。

★製品のGI値

「チョコレート効果カカオ72%」、「チョコレート効果カカオ86%」 のGI値は、それぞれ29と18であり、いずれも低GI食品であることが確認されました。

<実験概要>

被験者 :成人男女10名
基準食品:水250 mLに25 gのブドウ糖を溶かした溶液(糖質25 g)
試験食品:チョコレート効果カカオ72% 71 g(糖質25 g)
チョコレート効果カカオ86% 103 g(糖質25 g)
試験方法:各被験者は、経時的に採血し、血糖値の測定を行う検査を実施した。
基準食品を用いた検査を3回、各試験食品を用いた検査を各1回実施した。

<経時的血糖値測定のタイミング>

一晩の絶食後に、採血(pre:0分)を行い、すぐに基準食品または試験食品を12分以内に摂取。
摂取開始後、15分、30分、45分、60分、90分、120分の計6回採血を行い、血糖値の測定を行う検査を実施。
測定した血糖値から、GI値を算出したようです。

試験委託機関:オーストラリアの大学

■『チョコレート効果』について

チョコレート効果

「チョコレート効果」は、カカオ豆由来の高カカオポリフェノールを含んだ健康を考えるチョコレートです。
高カカオチョコレート市場売上No.1※を誇る、1998年の発売開始から20年※※を越え現在までロングセラーにしてトップセラー商品です。
 
※インテージSRI 高カカオチョコレート市場 2015年6月~2018年5月累計ブランド別販売金額
※※チョコレート効果ブランドとして 

チョコレート効果 4つのポイント
①チョコレート効果は低GI食品
②豊富なポリフェノール量!1枚あたり127mg!(72%の場合)
③ポリフェノールはカラダに留めておけないので、毎日コツコツ習慣化を!
④1日あたり3枚から5枚が目安です。 

<「チョコレート効果」公式サイトURL>

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