はじめに

2021年東京オリンピックは盛り上がりを見せていますね。
日本のお家芸、柔道、水泳、体操で金メダルを獲得していますね。
新種目のスケートボードでも若い力で金メダルも獲得。
今後も金メダルの数も増えてきそうです。
ちなみに日本人がオリンピックで初めて金メダルを取った種目は何なのでしょうか?

日本初めての金メダル

第9回アムステルダム(1928年)
五輪参加4度目の日本は陸上、水泳など6競技に43選手(うち女子1)が出場。金2、銀2、銅1のメダルを獲得しました。日本人初の金メダリストとなったのは陸上三段跳びの織田幹雄。前回パリ大会で6位の織田は2回目に15メートル21を跳び、米国のケーシーを4センチ抑えて優勝。表彰式では特大の日章旗が掲揚されるハプニングがありました。競泳男子200メートル平泳ぎでも鶴田義行が2分48秒4で金メダルに輝いたが、織田より6日遅く第1号は逃した。

織田幹雄

独学で陸上競技を学び、国内の大会で好成績を収めていた織田だが、国際舞台では無名の存在。今はなき旧国立競技場の第4コーナーには、織田が記録した長さと同じ15メートル21センチのポールが設置され、長らく「織田ポール」の名で彼の功績が称えられた。この活躍により日本の陸上熱が広がりを見せたことで「日本陸上界の神様」「日本陸上界の父」として後世まで語られることになりました。

女性初のメダル獲得も

織田幹雄が金メダルを獲得した同大会で日本選手で女子として初めて五輪に参加した人見絹枝が陸上800メートルで銀メダルの活躍。人見は100メートルでのメダル獲得が有望されていたが、準決勝で思わぬ敗退。そこで「800メートルを走らせてください」と直訴、初挑戦で快挙を成し遂げた。800メートルは女子にとって過酷との理由から次の大会で削除され、復活したのは1960年ローマ大会になってからでした。

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