はじめに

便秘というと女性に起こりやすいですね。
かといって男性も便秘にならない訳ではありませんね。
便秘になると、私達の腸内細菌に悪い影響を与えます。うんちがエサとなって、クロストリジウムなどの悪玉菌が増殖します。そして発ガン物質、発ガン促進物質、アンモニア、硫化水素などの有害物質や、おならの元となるガスを発生させます。だから便秘の時のうんちは、臭いのです。そして便秘が続くと、それらの有害物質はどんどん腸壁から吸収されて、血液中をめぐります。肌荒れや様々な病気にもつながると考えられています。

何日以上から便秘?

女性には「3日以上排便がなければ便秘と考える」人が多いのですが、これは勘違いです。良好な腸内環境であれば、排便は1日1回。食べたものの消化・排便までの時間は24時間が目安ですから。一般的なうんちの水分量は80%ですが、大腸に長時間とどまっているうんちからは、水分がどんどん吸収されていくので70%以下になり、硬くなってしまいます。硬くなると余計に腸内で動きにくくなり、どんどん溜まる・・・と悪循環に陥ってしまいます。

解消方法

通常は1日に1~2度程度しか起こらない便意。朝食をきっかけにもよおす場合が多いのですが、「朝は1秒でも惜しい」とばかりにバタバタと過ごしていると、せっかくの便意を逃してしまいます。

そんな人は、15分でもよいので早起きする習慣を。朝のスケジュールにトイレタイムを組み込んでおき、決まった時間に朝食をとり、便意を感じたらすぐにトイレに行くというリズムをつくりましょう。

便意を感じなくてもトイレに座っておくという人もいますが、トイレでじっと待機するとかえってお通じがこない場合もあります。便意は私たちの意思ではコントロールできません。自律神経に任せ、便意があったら我慢せず素直に従いましょう。

リラックスして副交感神経が優位になると、腸が活発に働きます。副交感神経の手助けをする方法として、入浴があります。夏は38℃、冬なら40℃程度のぬるめのお湯に、ゆったりと過ごしてください。さらにリラックスしたいときは、バスタイムに行う腹式呼吸を試してみましょう。

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