フェニックス・サンズ対ミルウォーキー・バックスNBAファイナルも本日が第6戦です。
ミルウォーキー・バックス王手で、バックスホームでの試合になります。
今日決着が着くでしょうか。

2連敗からの3連勝

サンズのホーム2連戦で始まったNBAファイナル。
バックスはここで2連敗。
ホームに帰っての第3・4戦は、『マストウィン』の試合。
ここで1試合でも負けたらサンズが一気に優位というより、サンズの優勝が決まったような展開になるなか、1・2戦と不調だった、クリス・ミドルトンが復活。
特に第4戦では40得点の活躍で見事に勝利を手繰り寄せました。
4戦は僅差の展開でしたので、このミドルトンの活躍がなければ勝利を手にすることはなかったかもしれません。

そして、サンズのホームで行われた第5戦。
こちらも僅差の展開でしたが、最後の最後で、ホリデーのスティールから勝負を決めたアデトクンボのアリウープ。
シーズン前のオフに、ここ2年間課題であったポイントガードの補強としてトレードで獲得したホリデーが、ここ一番で大きな仕事をやってのけての勝利。

2連敗からの3連勝で、第6戦をホームで迎える展開に持っていくことができました。

実は両チーム負けれない第6戦

王手をかけられたサンズ。
負ければ終わりのこの第6戦は絶対に負けれない試合なのはもちろんですが、王手をかけたバックスも何気に負けられない第6戦です。

残り2試合で1勝。
有利な立場は立場ですが、今日の6戦で負けた場合、最終7戦はサンズのホームでの試合です。
ウェスタンカンファレンスシーズン2位だったサンズ。
ホームの成績は27勝9敗で勝率は75%です。

ファイナルの初戦であれば、まだ手探りのなかですので、このホームで高い勝率を誇るサンズ相手にも勝てる可能性はあるかもわかりませんが、スカウティングが進んだこの最終戦で、サンズのホームで勝つというのは至難の業ではないでしょうか。
第5戦のサンズホームで勝利を収めていますが、サンズがファイナルで、ホーム4試合中2試合も落とすとも、なかなか考えられない事を考えると、バックスとしても、この第6戦で決めてしまいたいところでしょう。

鍵を握るにはエース以外の選手か

バックスのアデトクンボ
サンズのブッカー

両チームのエースはその名に恥じない活躍をファイナルでみせています。
この両名の活躍は計算できるので、鍵を握るのは両名以外の選手。

バックスなら、ミドルトンにホリデー。
サンズは、クリスポールにエイトン。

ミドルトンはシュート成功率の波がこのファイナルであります。
ミドルトンの成功率が高い時のバックスはいいプレーをしています。
ホリデーはディフェンスとスリーポイント。
ディフェンスはこのファイナルでも健在。さすがというプレイをしているので、外からのシュートが入るか入らないかもキーポイント。

サンズのエイトンは今シーズンとこのプレイオフで一気に評価を上げました。コートにいる時間といない時間では大きく違います。
なるべく長い時間いてほしいですが、バックスがうまく攻めてファールトラブルに追い込んでるので、ここをどう対処するか。
そしてクリスポール。
ホリデーのディフェンスにスタミナを奪われているのか、このファイナルでは、プレイオフで見せていた活躍から少し見劣りしています。
サンズを一気にプレイオフ進出からファイナルの舞台まで引き上げた当事者です。クリスポールがいなければ、今年のサンズの躍進はなかったでしょう。
負ければ終わり、勝ってもあと1試合。
ここでの大活躍に期待していです。


どっちが勝つかわからないこのファイナル。
今日決着がつくでしょうか。

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