はじめに

2021年の今季は大谷翔平選手の活躍もあり
メジャーリーグも盛り上がりをみせていますね。
しかしメジャーリーグでは、すごい選手がたくさんいますね。
今回紹介する選手は、素晴らしい投手に贈られるサイヤング賞も獲得しているトレバー・バウアー投手ですね。

トレバー・バウアー

2020年にナショナル・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した現役MLB投手きっての鬼才。大学時代は名門UCLAでゲリット・コールと2枚看板を形成し活躍。全米アマチュア野球の最優秀選手に贈られるゴールデンスパイク賞に輝き、2011年にダイヤモンドバックスからドラフト全体3位で指名されてプロ入り。

2012年にMLBデビューを果たすと、同年オフに三角トレードでインディアンスに移籍。2015年以降、先発ローテーションの一角として5年連続2ケタ勝利を挙げ、2016年から2018年にかけてチームのポストシーズン進出に貢献するも、2016年のリーグ優勝決定シリーズでは、ドローンの手入れをして負った右手小指の裂傷が原因の出血により、1回途中での降板を余儀なくされ、物議を醸した。

その後、2019年に三角トレードでレッズに移籍すると、短縮シーズンとなった昨季は防御率1.73で最優秀防御率のタイトルを獲得し、このオフにサイ・ヤング賞を引っさげ、3年総額1億200万ドルでドジャースと契約した。

出典:YouTube

科学を駆使した投手

大リーグでもどちらかというと、玄人好みの選手。バイオメカニクスの理論にたけ、必要なトレーニングを自ら考えるほど。また、データ分析においてはチームのアナリスト顔負け。他の投手とは、アプローチがまるで異なる。ボールが受ける空気抵抗に興味を持ったときには、クリーブランドの空港近くにある米航空宇宙局(NASA)のグレン・リサーチセンターを訪れ、回転軸や回転数との関連について議論したというから、チームメートの投手ですら、ついていけなかった。

ちなみに、今や広く知られるようになったトラックマンという弾道計測器。もともとはゴルフのトレーニング用に開発され、その後、野球に転用されると08年ごろからボールの回転数、変化量などがわかるとして大リーグ各球団がこぞって導入したが、個人でシステムを購入し、オフのトレーニングで利用し始めた野球選手は、バウアーが初めてだった。

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