年齢と共に落ちていく「基礎代謝」とは

「基礎代謝」は特に意識して体を動かしていなくても、内臓を動かしたり、体温を維持するために必要とされる最低限のエネルギーのことを言います。一日に私たちが消費するエネルギーの7割が基礎代謝なのです。つまり基礎代謝量が多い人ほど1日あたりのエネルギー消費量が高いということになります。

残念ながら、この基礎代謝は年齢とともに低下してしまいます。ピークは10代前半であり、成長期まっただ中である小学校高学年くらいが最も基礎代謝量が高いのです。また、年齢だけでなく性別によっても基礎代謝量は変わってきます。男性と比べて筋肉量が少ない女性は、男性よりも基礎代謝量が低いのです。

「基礎代謝」を高めるには

年齢と共に「基礎代謝」は落ちるものですが、自身の努力で基礎代謝を上げることは可能です。さまざまな方法がありますが、生活習慣を見直して基礎代謝を上げることが大事です。基礎代謝が上がれば健康や美容、ダイエット効果も期待できます。

基礎代謝を下げる原因となる「冷え性」を改善!

冷え性は基礎代謝を下げる原因になりますので、冷えを改善すれば代謝アップが期待できますよ。たとえば、シャワーではなく湯船につかったり、冷房対策をしたり、真夏でも素足や生足にならないようにしたり、体を温める食材を食べたり、適度の体を動かすことも重要です。

冷えは美容と健康の敵です。冷えを改善するだけで代謝アップも期待できますし、美肌や体調不良改善にも効果的です。

基礎代謝は「姿勢」を良くするだけでも上がる!

長時間のデスクワーク、スマホ、パソコンの使用で猫背になる人が急増していますが、猫背になると背筋や腹筋が衰えてきてしまうため、代謝も鈍くなってしまうのです。

姿勢を正すだけで腹筋、背筋を鍛えることにつながりますし、肺活量も増えますので代謝アップに効果的なのです。正しい姿勢を作るのは最初のうちは大変かもしれません。しかし慣れてくると筋肉も鍛えられてきますので正しい姿勢をとることが苦にならなくなってきます。

「睡眠不足」を解消しよう!

睡眠不足も基礎代謝を低下させる原因となります。忙しくても睡眠時間を確保するように努めてみましょう。どうしても仕事などで忙しくてまとまった時間睡眠がとれない時は、こまめに体を休めるようにしましょう。

体を休めないと内臓も休息できません。それが内蔵の機能低下、代謝が落ちる原因を作るのです。成長ホルモンの分泌を促すためにも遅くても日付が変わる前に眠りにつくのが理想です。

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