はじめに

今回はKRUMP(クランプ)ダンスを紹介したいと思います。
KRUMPとはどんなダンスなのでしょうか。
知っている方も、知らない方もいると思いますが、
そんなKRUMPについて歴史なども取り入れながら
紹介したいと思います。

歴史

1990年代、犯罪発生率も高く情勢不安定なロサンゼルスのサウスセントラルの過酷な状況の中で生きる若者達が、ドラッグやギャングの道から遠ざけ、犯罪に手を染めることなく、厳しい環境を生き抜くための手段として生み出された踊りです。
RIZEというドキュメンタリー映画で夜に広まりました。
クランプの背景にはクリスチャン的な要素もあり、語源は
Kingdom(神の国)、Radically(素晴らしい)、Uplifting(精神的高揚)、Mighty(偉大)、Praise(神への賞賛)
の各頭文字からできています。

ダンスの創始者である『トミー・ザ・クラウン』が創りました。
彼もまた元ドラッグディーラーです。
このクラウンダンスは、人々がピエロの格好やメイクをしてヒップホップダンスをベースにした『クラウニング』というダンスを、主に誕生日会や何かのイベントにて披露するという『エンターテインメント』として生み出され、たくさんの人々を『楽しませるダンス』として人気を博しました。

しかしそんな中、そのような酷い環境の中にある一部の若者達は、自分たちが置かれている悲惨な状況と、その見せかけの幸福のギャップに、苛立ちを感じ始めました。
そこでそのような日々の中で生まれる喜怒哀楽や葛藤といった様々な感情を発散するツールとしてクラウンが派生し『KRUMP』というものが生み出されました。

動き

動きとしては、ストンプ(足を踏み付ける)・チェストポップ(胸を突き出す)・アームスイング(腕を振り下ろす)の3つの動きが基本で、仲間との高め合いの為のバトルやセッションがメインとされています。
オリジネーターはロサンゼルスのタイトアイズ(Tight Eyez)というダンサーで、その意志を受け継いだTwiggzという日本人ダンサーが日本でのクランプシーン発展に貢献しています。
LDHアーティストでもその恩恵を受けたダンサーは多く、EXILEのAKIRA、三代目 J Soul Brothersの小林直己、岩田剛典、GENERATIONSの関口メンディー、佐野玲於なども彼の元でクランプを習得しました。

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