チョコレートの原料に健康効果が!

チョコレートやココアの原料であるカカオ豆にはさまざまな病気の元凶である活性酸素を抑える抗酸化物質のカカオ・ポリフェノールが豊富に含まれています。カカオ・ポリフェノールにはさまざまな効能があり、代表的なのがLDLコレステロールが活性酸素によって悪玉化して動脈硬化を引き起こすのを防ぐ効果です。血管を拡げる作用もあるので、高血圧や冷え性、血栓の予防にもなります。

チョコレートやココアの摂取量の多い人ほど心臓病が少ないという医学研究結果も発表されたことがあり、日常的にチョコレートを20gほどで摂るだけで効果が違ってくるそうです。

「チョコレート」は体脂肪になりにくい?

「チョコレート」が肥満に関係すると心配される方も多いと思いますが、カカオ豆に含まれるカカオバターの脂肪分は吸収率が低く、体脂肪になりくいそうです。しかも少量でも高い満足感が得られるため、脂肪分の多いケーキなどを食べるより、むしろ肥満の抑制になると言えます。必要以上に食べるのでない限り、チョコレートに含まれている抗酸化物質を摂るほうが身体の老化防止によいという説もありほどです。

また、カカオにはリグニンという食物繊維が多量に含まれるため、肥満や大腸がんの原因になる便秘予防にも効果があります。感染症で消化管の機能が低下した患者さんの消化官にチョコレートを直接入れると便通がよくなり、病気の回復力も高まったという学会発表もあります。さらに、カカオ成分には抗菌作用もあるため、ピロリ菌や大腸菌の抑制効果も認められています。

もちろん食べ過ぎは禁物!

体脂肪になりにくいとはいえ、「チョコレート」は基本的には糖質量やカロリーが高い食べ物です。食べ過ぎて、カロリーや糖質を過剰に摂取してしまうと、脂肪増加の原因になります。

もし、ダイエットされてるかたであれば、高カカオチョコレートを選び、食べ過ぎないように注意しましょう。

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