1年365日。
365日を12の月に分けているこの世界。

この12の月にはそれぞれ誕生石といわれるものがあります。
女性ですと、自分の誕生月と同じ誕生石をプレゼントされた事があったりなどで、
把握されている方も多いとは思いますが、すべての月の誕生石を把握している方は少ないと思います。
ここでは12月の誕生石の一つでもある「トルコ石」を少し紹介したいと思います。

トルコ石(ターコイズ)

トルコ石。別名ターコイズと呼ばれている宝石です。
ターコイズブルー」という色の名前にまでなったほど美しい、この石独特の色あいが特長ですが、薄い水色のものから、濃い青、緑がかった物、黒や茶色の葉脈状の模様があるもの、と実に様々な表情を持っています。これは含有される銅や鉄などによって色合いに違いが出るようです。

日本だけでなく、世界中で大変人気が高いため、模造品や人造品も多く出回っており、購入には知識が必要な石でもあります。「ハウライトターコイズ」という名前で販売されている物は模様が似ている白い石(ハウライトやマグネサイト)を青く染めたもので、ターコイズではありません。また、カジュアルなアクセサリーに使用されている物の中には、それらしいプラスチック製の模造品を使ってあることもあるようです。

トルコ石と呼ばれるぐらいだから、トルコでよく採掘されるかと思いがちですが、実はそうではなく名前の由来は、その昔、トルコの商隊が貿易品としてヨーロッパに持ち込んだことから、「トルコ人の石」という意味で、そう呼ばれているのだそうです


トルコ石の特徴

典型的なトルコ石は、薄い水色〜青色〜青緑色の地色に、黒色や茶褐色の縞模様や斑点模様が浮かんでいます。
この模様部分はマトリクスと呼ばれ、宝石としては好まれませんが、逆にターコイズ・コレクターたちにとっては、模様の形状が心をくすぐります。
網目状や蜘蛛の巣状になっているものはスパイダーウェブと呼ばれ、とくに人気があります。

こうしたマトリクスの付いた石で人気が高いのはアメリカ産で、ネイティブ・アメリカンのイメージが重なり、インディアンジュエリーとしても広まっています。しかし、現在は採掘量がかなり減っています。

宝石質として最良質のものはイラン産のターコイズで、マトリクスがあまり見られず、色が濃く、他の産地に比べると硬いという特徴があります。

ターコイズでもっとも美しいとされる色は、ロビンエッグ・ブルー(こまどりの卵の青)と呼ばれる色調です。
こまどりの卵の色は昔から欧州で高潔さのシンボルとされ、宝石店として有名なティファニーのカンパニー・カラー「ティファニーブルー」も、この色に由来しています。

現在パワーストーンショップで流通しているターコイズは、緑っぽい色合いをした中国産が中心になってきています。

まとめ

いかかでしたでしょうか。
鮮やかなブルーが特徴のトルコ石。
名前だけ聞くと、その他の誕生石と比べて、なんか、ん?ってなりそうですがとても綺麗な宝石ですね。

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