干支にも使われるイノシシの特徴
鼻先で70kgの物を持ち上げる力があります。突進力も強く、その攻撃は同じ体重の人間の攻撃よりも何倍も速いといわれます。大人の人間でも跳ね飛ばされて大けがを負う危険があるほどです。
初めに
みなさんはイノシシのイメージというとどんなイメージでしょうか?
干支の中にも存在するイノシシ。料理でもイノシシ鍋などで食べられることもありますね。
そんなイノシシにはどんな特徴があるのでしょうか?
今回はそんなイノシシの特徴について紹介したいと思います。
イノシシ
日本に生息するイノシシは、本州・四国・九州に広く分布するニホンイノシシと、奄美大島から南のエリアや沖縄に分布するリュウキュウイノシシの2つの亜種に分類されます。他に、豚とイノシシの交配によって生まれたイノブタという雑種は日本中に広く生息しています。
常緑広葉樹林、落葉広葉樹林、水田放棄地や竹林などに生息し、これらに隣接する水田や農耕地に出没して、作物を荒らすケースが多いです。また、市街地に現れる場合もあります。 食物や水のある場所、茂みなど隠れるところのある場所や、人間活動の少ない場所が好みです。
その分布は年々広がってきており、1978年から2014年までの36年間でイノシシの生息域は約1.7倍に拡大しています。
特徴
ニホンイノシシの成獣は、体重が60kg~100kg程度ですが、リュウキュウイノシシはそれより小型で、大きくても体重は60kg程度です。
体長はニホンイノシシが140cm~170cm前後ですが、リュウキュウイノシシの体長は90~140cm程度です。いずれも、オスの方がメスよりも体が大きいです。 厚い毛皮に覆われており、硬いとげなどが体に当たってもそれほど痛みを感じないほどです。
体型はブタに似ていますが、ブタよりも前半身が発達しています。オスメス共に下あごの犬歯が発達して牙状になっていますが、オスは特に発達しています。
また、嗅覚が非常に優れており、イヌの嗅覚に匹敵するといわれています。一方で、視力は弱く、人間でいうところの0.1を下回る程度であり、敵や餌の発見は嗅覚・聴覚に頼っているようです。
走る速さや跳躍力
時速45kmで走る事も可能といわれています。猟犬でも追いつけないことがあるほどの走力があります。猪突猛進という言葉にあるような直進しかできないというイメージは誤りで、急停止や急発進、急な方向転換もできます。
跳躍力も高く、1歳未満の子イノシシでも70cm程の跳躍力があり、成獣なら助走なしで1mを飛び越えます。1.2mの柵を飛び越えたという報告もあります。防護柵を設置する際は、飛び越されない高さのものを設置することが重要です。
また、飛ぶよりくぐり抜けるほうを選ぶ習性があり、狭い隙間でも20cmの高さがあれば成獣でも潜り抜けます。
性格
性格としては非常に神経質で、警戒心の強い動物です。普段見慣れないものに遭遇した場合、それをできるだけ避けようとしますので、基本的には人間を避けます。 しかし、不用意に近づくと攻撃をしてくることもあります。
発情期や分娩の後は特に攻撃的になります。背中の毛を逆立たせたり、挙動不審に動き回ったり、「シュー」「カッカッカッ」「クチャクチャクチャ」という音を音を発したり、こちらから後ずさりしながら地面を擦るといった行動は、イノシシの威嚇行動です。
また、慣れると大胆になるという性格も合わせもっており、人に慣れたイノシシが買い物袋などを狙って人を襲うという事例もあります。
最後に
どうでしたか?
日本で昔から生息するイノシシ。
凶暴な面もありますが、特徴などを知って歩み寄ることも大事かなと思いますね。
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ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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